- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
愛を捧げたのに、お金目当てだと思われるなんて。ロザリンドは、けばけばしいドレスに身を包みカジノで怪しげな男たちのコンパニオンを務めていた。だが、男のみだらな振る舞いに耐えきれず、逃げ出した。いくら友人に借金があるからといって、こんなことはできない。タクシーに乗るお金もなく、疲れた足を引きずって歩いていると、送っていこうと言う声がした。高級車から現れたその男には見覚えがあった。カジノで、娼婦を見るような軽蔑のまなざしを向けてきたスペイン人。いつでも男に身を売る女と思っているんだわ。彼女は恥辱に打ち震え、男を見据えると、きっぱり断った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
2
借金に苦しむ女性と、富豪の男性が出会い恋に落ちるも、彼女のお金の問題は彼を傷つけて…というような設定です。美貌を誇りお金持の愛人となるヒロインのお金の問題はあいまいにされていて、伏線は張られているものの読者もこの女の子を信じていいのか最後までわからないのが面白い。金目当ての女子に嫌気がさしている男子の目線でヒロインを見られてなかなかうまい。男子はなかなか素敵ですよ。2015/01/15
akiyuki_1717
0
題名にある裏切りはヒーローに向けたものなのかそれともヒロインなのかと考えるほど、どっちもどっちでしょ・・・って思いながら読んだ。母親の為と言いながら、返済能力も無いのに莫大な借金を自ら作る人間を信じられるか？それも治療代では無く、豪遊に使ったのだから。ヒロインが借金のために二人の仲を壊したくないって言ってるけど、馬鹿なのか？と腹が立った。2013/08/14
こえん
0
再読。ヒーローの反省ぶりがお見事…ヒロイン友人が彼に何をどう言ったのか想像すると、とっても楽しい。2009/12/09
こえん
0
ヒーローの女性に対する不信感が、対等でいたいからと隠し事をしたヒロインに一気に向くさまが、うわ～というカンジ。その分きっちり反省してくれたので良かったけど。ヒロイン友人の女性が意外といい人だった…困ったところもあるけど、本当に友人だったんだ～と思った。2009/10/23
