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内容説明
観光ガイドとしてローマで働くフランチェスカは困惑していた。上流階級出身で大物実業家のカルロ・カルルッチが、婚約者のいる彼女に誘いをかけてくるのだ。プレイボーイのきまぐれとわかっているのに、経験したことのない熱い思いに駆られてしまうのはなぜだろう?事態が急変したのは、正式な婚約者発表の夜だった。フランチェスカは婚約者の裏切りを目の当たりにして卒倒しそうになった。すると背後からカルロのたくましい腕が伸びてきて、彼女を優しく抱きしめた。あたかも、こんななりゆきを予測していたかのように。
著者等紹介
リード,ミシェル[リード,ミシェル][Reid,Michelle]
1997年の日本デビュー以来たちまち人気を博し、ハーレクイン・ロマンスを代表する作家になる。マンチェスターで育った。現在は、チェシャーに住んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃろ
5
⭐⭐⭐婚約者と親友に裏切られていたのを婚約パーティーの時に知ったヒロイン。ヒーローは、婚約者の財産狙いをヒロインに告げ救い出す。ここまでは良かったんだけどねぇ〜。ヒーローの腹に一物持ったような言動やヒロインがヒーローと元婚約者の言動にゆさぶられて、情緒不安定気味でスッキリしない。いくらヒロインのため、ヒロインにメロメロで放せないからといって騙しちゃいかんよ〜。2014/09/15
糸車
5
ヒロインに対して思わず攻撃してしまい、すぐさま後悔するヒーローの心情をじっくり考えるとけっこう面白い。財産、地位、容姿の全てを持ち優位に立つことが当たり前なヒーローは当然のように傲慢。ヒロインの周りの人って徹頭徹尾利己的で、ヒロインを利用することばかり考えている。でも財産じゃなくてヒロインそのものを手に入れようと策を弄するヒーローのメロメロ具合はなかなかよろしい。ややこしいと思いながら何度も読み返してしまう。2014/03/30
糸車
5
婚約者の家での出来事はひどいもので、ヒロインの気持ちを考えて胸が痛くなって読み返すときも飛ばしてしまうほど。登場人物がそれぞれ胸に一物持っていて、そんな人間ばかりに囲まれてしまったヒロインが可哀想になる。本来ならヒロインが真っ先に知らされるべき情報が一切入らず、ややこしい人間関係、遺言、遺産とこちらも混乱して何度も確認しなければいけなかったので、疲れた。ヒーローもこんなややこしい背景なしでヒロインに出会えていればよかったんだろうけど、あんなに策略を巡らせてばれた後でよくハッピーエンドに持ち込めたもんだ。2013/10/13
suiu
2
わぁ。 再読だった。 読み終わるまで気付かなかった。 良くあるストーリーだから(笑)?2015/11/24
suiu
1
ヒーローとヒロインが魅かれあう理由は「美男美女だから」?心の面での結びつきに乏しい。 そしてあっけない和解とエンディング。2013/08/30