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内容説明
ある深夜、ネルのもとに二人の子供が転がりこんできた。かつて住みこみで面倒を見ていた少女とその弟だ。父親の死後、実業家の叔父ラウルに引き取られたが、厳しい叔父に我慢ができなくなったのだという。二人を迎えに来たラウルは、ネルを見下すような態度をとった。ネルの目にはとびきりセクシーな男性に映るものの、彼のほうはネルを、亡き兄のかつての愛人だと思いこんでいるらしい。それから一週間後、ラウルがとんでもない提案をしてきた。姪と甥の世話をしてもらいたいから、彼の家に引っ越してほしいと。
著者等紹介
ローレンス，キム［ローレンス，キム］［Ｌａｗｒｅｎｃｅ，Ｋｉｍ］
イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルジー島の農場に住む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麻琴
5
たぶん再読。ヒロインを亡兄の愛人だと思い込んでるヒーローの言動がちょっといただけないけど、ヒロインへの気持ちがある意味丸わかりで可愛い。パーティーに他の男性のパートナーとして参加することになった場面なんてわかりやすすぎて笑える。素直になればいいのに。逃げられても追いかけてなんだかんだ結構好きなヒーロー。☆42015/07/23
きき
4
久々のヒット。登場人物に好感もてると読むのも楽しいなと思えるお話でした。フルタイムでお父さんになるとか言うヒーロー可愛い2015/07/24
糸車
4
わたしはこういうヒーローが好みのようです。（基本、誠実なタイプが好きですが）自信に満ちているようで、実は亡くなった兄に対して複雑な思いを抱えているし、女性慣れしているようでも人が思うほどプレイボーイでもない。思い込みが強いのが問題と思うけれど、どこか憎めず、可愛い。ちょこっと時間があるときにぱらぱら読み返すことが多い、お気に入りのお話。2013/05/26
びわ
4
思い込みで暴走するヒーロー。一言、恋人だったのか聞けばよいものを…自分も美人をつれ歩くから、誤解しあってすれ違い。責任はヒーローに。最後まで傲慢だったけど、なんか可愛いげがあったから憎めない。2013/03/04
くろうさぎ
2
ヒーロー兄の愛人と思われてるヒロイン。亡くなったヒーロー兄の子供にとっても慕われているのに・・・。なぜそんな風に思うかな・・？2011/06/29
