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内容説明
寄宿学校にいる父親違いの弟マークから、フェネラに思いがけない電話がかかってきた。今まで会ったことのない父方の祖父から呼ばれているという。マークの父親は、結婚しているのを隠してフェネラの母と重婚し、彼の嫡出子ドミニクにその事実を告げられた母は自殺した。そしてフェネラに対しても、ドミニクはひたすら冷たかった。だが、弟には父方の親族に会う権利がある。マークのたっての希望で、フェネラは南太平洋の島に同行し、ドミニクに再会した。彼は蔑みもあらわにフェネラに言い放つ。きみは、わざと妊娠して結婚を迫った母親と同じタイプだ、と。
著者等紹介
ドナルド,ロビン[ドナルド,ロビン][Donald,Robyn]
ニュージーランド北部の牧場主の家に、一男五女の長女として生まれた。十五歳で師範学校に学び、十九歳で結婚、同時に小学校の教師となる。子育てを終えて一時休んでいた教職に戻り、かたわら執筆を始めた。現在は、蘭の花咲き、キウィやオレンジの実る美しい北部の村に住む
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