出版社内容情報
情報化と国際ボランティア活動は、国際化した21世紀の市民社会の形成に大きな役割を果たすものと考えられる。情報化、特にCOVID-19パンデミック下のバーチャル化はこうした動きに多大な影響を与え、サイバーボランティア(eボランティア)という新たな形態も出現した。今後、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、新常態における新たな展開も求められる。本書では、国際ボランティア研究のトピックとその実践を紹介し、国際ボランティア活動への理解を深め、自らのキャリアと関係づけ考えられるようにする。
目次
国際ボランティア学2024
情報社会と国際ボランティア
国際ボランティア活動の諸相(1)―身近な国際保健ボランティア活動
国際ボランティア活動の諸相(2)―海外における教育協力
国際ボランティア活動の諸相(3)―海外における地域開発協力
国際ボランティア活動の諸相(4)―海外災害救援
国際ボランティア活動の諸相(5)―国内における外国人支援
国際ボランティア活動の諸相(6)―子どもに対する支援
国際ボランティア組織と持続可能性(1)―NGO
国際ボランティア組織と持続可能性(2)―企業の社会的責任
国際ボランティア組織と持続可能性(3)―JICA海外協力隊と地方創生
国際ボランティア組織と持続可能性(4)―宗教的利他主義と市民社会
キャリアとしての国際ボランティア―成長過程とコンピテンシー
国際ボランティアの教育と人材育成
展望:ポストコロナの国際eボランティアとSDGs
付録 マサイの子ども、ジョイスとの出会い
著者等紹介
山田恒夫[ヤマダツネオ]
1958年京都市に生まれる。現在、放送大学教養学部教授、総合研究大学院大学名誉教授。専攻:情報学・教育工学・学習理論・国際ボランティア学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- REV SPEED 2020年7月号