内容説明
一人のリンゴ農家が成し遂げた偉業の陰には妻をはじめとしたソウルメイトがいた―。“奇跡のリンゴ”その後の物語。
目次
第1章 今、私の伝えたいこと―これからの生き方と日本について
第2章 農業は、日本の宝
第3章 畑のリンゴが教えてくれること
第4章 見えない力と歩き続けて
第5章 いちばんのソウルメイトは、やっぱり女房
第6章 “リンゴの奇跡”を支えてくれたソウルメイト
著者等紹介
木村秋則[キムラアキノリ]
1949年、青森県弘前市生まれ。木村興農社代表。弘前実業高校を卒業後、川崎市内のメーカーに就職するが、1年半で退職。1971年に故郷に戻り結婚、リンゴ栽培を中心とした農業に従事。農薬で妻が体をこわしたことをきっかけに、1978年頃から無農薬・無肥料のリンゴ栽培にチャレンジを始める。現在、リンゴ栽培のかたわら、国内はもとより海外でも自然栽培法の農業指導を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
57
本当に凄いと思える数すくない人である。原因不明の異常気象を解明できるとしたらこういう人だろうと思う。2018/09/18
美登利
33
まだ奇跡のリンゴを観てないのですが、予告は何度も観てるので内容はわかっていました。この本もそう言った体験談ものっていますが、いやはやすごい真面目な内容なのでびっくりしました。農家である我が家では耳の痛い話。木村さんも言ってますが、無農薬、無肥料で作物を作るなんて、ほとんど出来ません。でも如何に農薬が環境を破壊し、気候を変化させているのか分かる恐ろしい話です。変えて行かなければいけないのでしょう。2013/07/02
baboocon
15
超速読で読了。木村秋則さんの本は久しぶりに読んだ。木村さんの話でもスピリチュアルなの(宇宙人や龍など)はどうも苦手だったけれど、それよりもこの本は困窮の極みの中でも支えてくれた妻や友との絆が強調されていてグッときた。農業の傍ら、自然栽培を日本や海外に広める活動をしながらも、農薬使用する大多数の農家を否定はせず、性急な普及には反発を伴うことを冷静に分析する態度から、かえって彼の本気ぶりがひしひしと伝わってきた。2017/01/11
ベランダ
12
400本枯れても数千万の借金でもバカと言われても「答えは必ずある」と信じて至った境地。ソウルメイトの妻が何も言わず嫌な顔もせず淡々と支え続けていた底力もすごい。木村さんは記憶を失っても使命を忘れなかった宇宙人なのかも知れない。UFOに連れていかれたのも仲間の援助だったのでは。「来世も一緒にいるけやぐ」の前世話も刺激的。いい話だ。…で、きっと私も宇宙人。記憶を無くしたところは同じだけれど、使命まで忘れちゃって…な!!「私、地球に何しに来たんだっけ?」と思うとなぜか元気が出る。あと木村さんの笑顔最高だなあ!2019/03/14
ふうこ
7
奇跡のリンゴで有名な木村秋則さん。自然栽培でリンゴができるまでの苦労話の他にも、不思議な体験を、たびたびされたということも書かれています。何だか木村さんは、神様に選ばれたか、宇宙人なんじゃないかという気がしてきました。何れにせよ、農薬を使わない農業がもっと広がればいいと思います。2016/11/05
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