内容説明
FBI捜査官ジェニファーは、事件の知らせに立ちあがった。一度は追い詰めながら逮捕に失敗した凶悪犯“なぞなぞ殺人鬼”が犯行を再開したらしい。やつは姿を消す直前、あろうことか、ジェニファーの兄を殺していた。彼女は誓う。「二度と過ちは繰り返さない。狙われたケヴィンを守り、今度こそ犯人を捕まえてみせる」しかし、ジェニファーも、そしてケヴィン自身も知らなかった。敵がどれほどおそろしい存在であるかを…。想像を絶する衝撃が襲う!常識を超えた恐怖と驚愕のサイコスリラー。
著者等紹介
デッカー,テッド[デッカー,テッド][Dekker,Ted]
インドネシアの密林で生まれ育つ。アメリカで大学を出て、ビジネスマンとして成功。その後、作家に転じ、スリリングな展開と、驚くべきツイストを効かせたサスペンス小説で注目を浴び、ベストセラー作家の仲間入りを果たした
棚橋志行[タナハシシコウ]
1960年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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siva
16
「その車に爆弾を仕掛けた。<なぞなぞ>に答えられなければ、3分で爆破する」とまるでダイハードみたいな電話を受けた神学生のケヴィン。なぞなぞ殺人鬼に兄を殺されたFBI捜査官のジェニファー、幼なじみの州捜査局捜査官のサマンサがケヴィンを執拗に狙う爆殺魔スレーターから守ろうと解決に奔走するのですが・・犯人の正体はケヴィンの過去から推測はできたけど、もう一人の正体までは気づかなかったなぁ。割と小説に使われるモチーフではあるんだけどね。。2016/09/12
紫
3
割と早いうちに、スレーターの正体は分かる。でも、それが正しいのかどうか、終盤、真実に突き当たらないと読者も自信が持てない構造。それにしても、サマンサ、好きだったなあ、ジェニファーよりも。2012/09/01
gern
1
こりゃダメだ。フェアじゃないとかそれ以前の問題。2009/09/09