目次
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著者等紹介
石井好子[イシイヨシコ]
1942年東京芸術大学声楽専科卒業。はじめドイツリードに専念。戦後ジャズ歌手に転向し、ニューパシフィックオーケストラ、渡辺弘とスターダスタースの専属歌手となった。1950年アメリカに留学。1952年フランスに渡り、パリでデビュー。シャンソン歌手としてパリを中心にヨーロッパ各国の舞台に出演。1954年帰国後、国内外でシャンソン歌手として活躍。1961年石井音楽事務所を設立。以後、岸洋子、田代美代子、加藤登紀子等を育てる。1963年第1回「パリ祭」を開催。『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』で、第11回日本エッセイストクラブ賞を受賞。1971年フランス政府より、芸術文化勲章(オフィシェ章)を受賞。1986年『東京の空の下オムレツのにおいは流れる』で、第6回日本文芸大賞特別賞受賞。1987年紫綬褒章を受賞。1990年東京文化芸術の振興に貢献したとして、東京都文化賞を受賞。第32回日本レコード大賞特別賞を受賞。1991年日本シャンソン協会設立。会長に就任。1992年フランス芸術文化勲章(コマンドール章)を受賞。現在まで「パリ祭」を中心にシャンソン歌手、エッセイストとして活躍
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感想・レビュー
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ひめありす@灯れ松明の火
41
パリは私が思っているよりももっと灰色くてじめじめしてバラックみたいな下宿屋が寄り集まったところ。マリア・カラスを気取って男を引っ掛けたら逆に手玉に取られて蹴り飛ばされちゃったり。明け方の白っぽい空、壊れたヒールを片手にぶら下げて薄いコートでふらりふらりと帰れば、そこには下宿のおばさんが作ってくれる素朴なオムレツが待っている。時には故郷の懐かしい味が恋しくなるけれど、今は我慢。故郷の水を飲めば途端に里心がついて寂しくなる。オムレツの味、ふわりと心に溶けてまだ頑張れる。私にはこの街で、叶えたい夢があるから。2012/05/16
るぴん
32
図書館本。本編読了後の余韻が残る間に再読。レシピ版は2004年発行だから、本編が発行されてから40年後!いかに『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』がずっと愛されているかがわかる。レシピはもちろんのこと、お皿やグラス、調理器具まで石井さん本人の物や、当時の雰囲気に近いものを使って撮影されていて、とても嬉しい。レシピの方も難しいものはなく、シンプルなものばかり。色々作ってみよう♫2017/02/10
るぴん
24
図書館本。ヨーロッパの家庭料理レシピ集。本編の方は購入してずっと積ん読してあるので、これを機会に読もう…と思っている間にこちらの返却期限がきてしまった(´Д` )本編を読んだら、また再読したい。2013/07/02
アズル
21
結構前に購入して、時々なんとなく眺めている、という本です。無意識にレシピを覚えていたらしく、今回再読した際、「あれ? 作ったことあるな」というものがいくつかありました。2014/09/29
アズル
20
明日、温かいヴィシソワーズを作るので、復習を兼ねて。2017/01/28