日本の正論―21世紀日本人への伝言

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  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594032166
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

内容説明

正論大賞受賞者15人が日本に“喝”を入れる!保守論壇を代表する論客が示す新世紀を生きぬく秘策とは!月刊『正論』好評連載、待望の書籍化。

目次

“平等主義”が日本を衰亡させる
「士魂商才」という気概
危機こそ好機なり
「美」と「酔狂」に殉じたい
Web時代を制する気概と独創性
ふたたび“輝く雲”をつかむために
ニヒリズムに立ち向かう心
空想的平和主義からの決別を
「知価社会」という第二の夜明け
失敗と成功の歴史から何を学ぶか
今こそ日米保守派の連携を
強く信じるからこそ強く疑える
自らの歴史を自らの手に取り戻すために
優越感と劣等感を通じて産み出されるもの
己の信ずるままに,おもねらず、なびかず

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
上智大学教授。昭和5年(1930年)山形県生まれ。上智大学文学部卒。同大学大学院西洋文化研究科修了。独ミュンスター大学哲学博士。平成7年ミュンスター大学より名誉博士号を授与。昭和60年第一回正論大賞受賞

加藤寛[カトウヒロシ]
千葉商科大学学長。大正15年(1926年)岩手県生まれ。昭和25年慶応義塾大学経済学部卒業。同41年慶応義塾大学経済学部教授。平成2年慶応義塾大学総合政策学部・学部長を経て、現在同大学名誉教授。経済学博士。大蔵省金融制度調査会、労働省財形審議会、農水省米価審議会などの委員としても活躍。また、第二臨調第四部会長として行革を推進した。平成2年政府税制調査会長。同7年千葉商科大学学長。昭和61年第二回正論大賞受賞

唐津一[カラツハジメ]
東海大学教授。大正8年(1919年)旧満州生まれ。昭和17年東京帝国大学工学部電気工学科卒。逓信省電器試験所勤務を経て、23年日本電信電話公社(現NTT)入社。36年松下通信工業に移り、企画部長、情報システム部長などを経て、53年常務、59年松下電器産業技術顧問。61年東海大学開発技術研究所教授。平成2~5年同大学福岡短期大学初代学長を兼任。QC(品質管理)、TQC(総合的品質管理)を日本に導入、普及させた功労者の一人で、昭和56年デミング賞(本賞)を受賞。同57年通産省情報化促進貢献個人賞、59年文部省産業教育功労賞、63年第四回正論大賞をそれぞれ受賞

曽野綾子[ソノアヤコ]
作家。昭和6年(1931年)東京都生まれ。(本名=三浦知寿子)。昭和29年聖心女子大学英文科卒。幼稚園から大学までカトリックの聖心女子学院に学ぶ。大学在学中、十九歳で同人誌『ラマンチャ』や第十五次『新思潮』に参加。昭和28年三浦朱門氏と結婚。大学を卒業した同29年『三田文学』に発表した「遠来の客たち」が芥川賞候補となり作家活動に入る。世界各地を訪ねた経験をもとに、人間の愛憎、欲望、詐術、老醜などの重いテーマを、信仰者の視点から鋭く、かつ軽妙に書き続ける。善でもなく、悪でもない、人間とはどのような存在でしかあり得ないかを問いかける姿勢に多くの共感を呼ぶ。45年に発表した『誰のために愛するか』(現在、文春文庫)は、若い女性向けに、女性として一人の男を愛することとは何かを述べたもので、二百万部を超えるベストセラーとなった。56年に長年患っていた白内障を手術で治癒。その模様を『贈られた目の記録』(同朝日文庫)として著し、同病に苦しむ人々に勇気を与えた。59年臨教審委員。62年第三回正論大賞受賞。平成5年日本芸術院恩賜賞受賞。同7年より日本財団会長をつとめる。同9年第三十一回吉川英治文化賞受賞

竹村健一[タケムラケンイチ]
評論家。昭和5年(1930年)大阪府生まれ。昭和28年京都大学文学部卒。第一回フルブライト留学生としてエール大学、シラキュース大学、パリ大学に学ぶ。30年「英文毎日」記者になり、38年退社後、一年間山陽特殊鋼調査部長をつとめる。40年から46年まで追手門学院大学助教授。以後、テレビ「世相を斬る」、ラジオ「竹村健一のズバリジャーナル」のほか、執筆、講演などを通じて幅広い評論活動を展開。平成元年第五回正論大賞受賞
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