内容説明
戦後の初期まんがブームをみごと演出した裏方(編集者)からの唯一初めてのインサイド・レポート。
目次
1章 手塚番日記
2章 実録トキワ荘
3章 まんが戦国時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆花火大会が迫っています!!
2
トキワ荘でのこと
かめあい
1
面白かった。この本が出た時はまだエデンもあったし、トキワ荘は2代目だけれどあったんだなあ。 漫画家が缶詰してた講談社別館が、東京裁判の検事の宿舎だったことにびっくりした。まだあるのかな。2017/09/10
kinta
0
一漫画編集者の漫画黎明期の情熱と猥雑と混沌を暖かいタッチで描写されている。もしかしたら現代ではコンプライアンスに引っかかる話も、当時なら当たり前。でも、現代のサブカルの道を開拓し整備しつなげてくれたのは間違いなく漫画家と、陰の編集者たちだと思う。何もできない癖に、気分だけあの当時を背負っている輩はまだ存在するが、彼らは漫画以上のものをしっかり作ったのだろう。今から50年しかたっていないけど。世界のアニメやゲーム容認世界を作った方々の話。それにしても無茶苦茶だったなあ。2020/10/15