白泉社文庫<br> ジャパン

白泉社文庫
ジャパン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 210p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784592885030
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まつじん

14
武論尊さんはこの手の世紀末が好みだったんですね~それにしても3.11以降に読むと原発事故が、気になりますよね。2015/11/01

更紗蝦

0
解説で井沢元彦が、印象的なシーンとして「国を失った日本人の女性が、ヨーロピアンの高級将校の女となって、民族の誇りも夢も捨てておもしろおかしく戯れているシーン」を挙げていますが、今だったら、未来の世界が荒廃した最大の原因を説明しているシーンを挙げる人が多いのではないでしょうか。(注:文庫版の初版発行は1998年) 福島第一原発の事故の前と後で、評価が変わった読者は、きっと多いと思います。2013/01/10

ハンギ

0
同じ原作者が担当した「王狼伝」よりも三浦建太郎らしさが出ていると思う。三浦のタッチは細かいけど、不思議とピントはよく合う。癖っぽいけどうるさくならないところが、魅力なのでしょうか。内容は日本という国がなくなって、日本人は盗人になった、とか難民になった、甘やかされた若者が悪いと嘆くけど、だったら何がよかったのだろう。短い話だったけど、よく見ると話がねじれて、日本人だからこれをやれ、という話から人間らしく自由に生きよう、と主張が変わる。ちょっと空中分解している。井沢元彦が前半だけ見て解説。ちょっと手抜き。2012/01/04

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