内容説明
神谷慶は二十歳の大学生。養護施設で育った彼は十歳のとき里親にあずけられ、匿名の篤志家の援助を得て生活している。ある日、慶は重大な問題を抱え、ルール違反と知りつつ篤志家を直接訪ねてゆく。やっと会えたと思った弁護士・広尾龍一郎だったが、実は龍一郎は単なる仲介者に過ぎず、篤志家本人と会わせることはできないと突き放されてしまう。初めは素っ気なかった龍一郎だが、次第に慶を気に掛けるようになり、慶もまた龍一郎との時間が大切になって…。健気な慶に贈られる優しい奇跡の物語―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご☆
11
読了2017/09/09
天使を愛するアカウント
5
弁護士であしながおじさんと慶の仲介人・広尾×養護施設育ちで今は里親の下で暮らす大学生・慶。十分な援助をあしながおじさんから受けてるのに、里親の事業が厳しくなり大学を休学しなきゃいけないかもとか、不幸な目にあってもひたすらに健気な受のテンプレですね~。あしながおじさんが誰か、というのはまぁ置いておいて(笑)、里親の家の実子が嫌なヤツかと思ったらいい子で、脇の堀もイイ人だったのでこの2人がくっついたら面白いのにと思ったw よくも悪くもテンプレすぎてさらっと読んでしまった1冊。2010/12/21
sarara42
1
まさしく、足長おじさんでした。受けがまた良い子すぎて、心配になるくらいでした。しいて言えばタイトルが合ってないかな。2011/06/06
ハル
0
6/102012/03/21
あんり
0
あしながおじさんですね。孤児が寄付を受けて大学に進んだところで義理家族が困難に会ってしまって…。となんだかありきたりな内容にしか感想が書けませんが、受けが健気で可愛いことばかり言います。そしてイラストもそれ同様に可愛いので萌えます。しかし私の琴線には触れなかった。残念です。決して悪くは無いのですが…。2011/07/20