出版社内容情報
ママは、朝かわいい足音で目が覚めます。
でもまだ布団にもぐったまま。この足音は、だれ?
サラは、起きるとママの部屋に向かいます。
でも、ベッドの上にはママの姿はなく、大きな白い布団が見えるだけ。とっても不安になってしまって――。
日常のささいな場面ごとに、左のページはおかあさん、右のページは女の子の目線から日常のささいな場面を描く絵本。
それぞれが同じとき同じ場所でちがうことを考えていたり、それぞれが職場や幼稚園に行っていて離れているあいだに、おたがいのことを考えていたり、何気ない瞬間を切りとります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
19
母子家庭の一日を母親と娘の視点から描いています。あまり現実感はないですが、相互理解をするための材料になりそうです。2022/06/30
ヒラP@ehon.gohon
18
訳があっての母子家庭なのでしょうか。 それだからこそ、娘を見つめる母親の目、母親を見つめる娘の目が、お互いを求め合い確認し合う、渇望感が読み取れる絵本です。 そこに娘がいるから、そこに母親がいるから生まれる安心感を、互いの視点から微笑ましく描いています。2022/07/21
mntmt
17
尊い、母と子の日常。大人におすすめ。2020/09/02
ここ
6
図書館☆7歳1ヶ月。新着棚より。ママ目線、娘目線で語られる日常生活。女の子の名前を娘の名前に置き換えて読む。途中置き換え失敗したら、そこから興味を失って寝落ちする娘(苦笑)公園で娘は遊び、母は読書なシーンは羨望の眼差し(娘爆睡)違う場所にいても、違う事をしていても、お互いの事を大切に思いあっている関係でいられるなんていいな♡今はまだベッタリな娘ですが、同じ場所にいても違うことをできるようになった頃に再度読みたいです。2020/09/18
海戸 波斗
2
ファンタジー。って素敵だわ。って時とふざけんなって時があるよね。今の気分は後者だな。4時迎えで、公園で遊んでからの買い物して一緒にシャワーを浴びてからキッシュとサラダのシンプルな夕食を手作りし寝かしつけたら8じはん。からの大人の時間。で子どもにはなれててもいつもいっしょよっておしまい。現実と理想は違うということを学びたい。2020/12/15