内容説明
くもたちが、たびだちのときをむかえます。だけど、ムーサンは、どこへいったらいいのか、わからないのです。
著者等紹介
いとうひろし[イトウヒロシ]
本名、伊東寛。1957年、東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒業。作品に「ルラルさんのにわ」(絵本にっぽん賞)「くもくん」(日本絵本賞読者賞)「おさるはおさる」(路傍の石幼少年文学賞)「だいじょうぶだいじょうぶ」(講談社出版文化賞)「マンホールからこんにちは」(児童文芸新人賞)他、多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mug
40
ムーサンは、クモの子ども。 一人前のクモになるためには、 自分のすみかを見つけなければならない。 理想のすみかに 夢を膨らませる仲間たちと、 なかなか決められないムーサン。 そんな状態のまま とうとう旅立ちの日を迎えてしまい… 悩み、迷い、焦り、不安。 そして… 期待、勇気。 短いお話の中に 様々な気持ちが含まれていて、 最後のムーサンの言葉には 涙が出そうになった。 子どもが巣立つ時って こんな気持ちになるのかな。2022/08/17
たーちゃん
18
息子は「みんな髪の毛生えてるよー」と何度も言って笑っていました。2023/05/19
魚京童!
14
このなんというか前向きというかこの感じが大好きだ。2016/04/04
おはなし会 芽ぶっく
8
子どもの蜘蛛ムーサンが、新しい住処を求めて空中飛行する。糸を上昇気流に乗せて飛ぶことができるなんて初めて知りました!ムーサン、蜘蛛に見えないけれど(笑)2019/08/17
こどもふみちゃん
8
へ~~~なるほどと思う絵本でした。まさか、この絵本で蜘蛛の生態を垣間見るとは思いませんでした(*^_^*)蜘蛛は新しい住みかを求めて空中飛行するそうです。これを、バルーニングというんだそうです。絵本。4・5・6・7・8さいむけ 。2013/05/19