出版社内容情報
ギルバートとの幸福な新婚生活をおくるアン。この幸せな家庭も愛児の死によって、暗くつらい日々となる。
内容説明
赤毛の少女アンも成長して、本書では、ついに新家庭を持ちました。幼いころからの遊び仲間、青春時代のよき友から、やがて恋人、そして夫となったギルバートとの新しい家に、アンは「ハウス・オブ・ドリームズ」(夢の家)という名をつけました。「夢の家」での新婚生活は、みつのように甘く、夢のように美しくはじまりましたが、そこにもまた人生の苦労はありました。アンの家庭をめぐるさまざまな人々にも、いろいろな悩みや苦しみがありました。ギルバートとアンの若夫婦が、それらをどんなふうに処理していったかも興味深いところです。
著者等紹介
モンゴメリ,ルーシー・モード[モンゴメリ,ルーシーモード][Montgomery,Lucy Maud]
1874年11月30日、カナダのプリンス・エドワード島で生まれる。幼い時に母と死別し、父の仕事の都合で、母方の祖父母に育てられる。教師や、新聞記者を経験した後、1908年、『赤毛のアン』が出版されるや、大反響を受ける。以後、1909年に『アンの青春』、1910年『果樹園のセレナーデ』、1911年『ストーリー・ガール』と、次々と出版、一躍人気作家になる。1942年4月24日、67歳で亡くなる
村岡花子[ムラオカハナコ]
翻訳家、児童文学者。1893年、山梨県に生まれる。東洋英和女学校卒業。モンゴメリの「赤毛のアン」シリーズをはじめ、『母の肖像』(P・バック)、『少女パレアナ』(E・ポーター)、『クリスマス・キャロル』(C・ディケンズ)など数々の翻訳、童話集、随筆集がある。「長年愛読している本」といって、同僚のカナダ人が紹介してくれた『Anne of Green Gables』を翻訳し、1952年『赤毛のアン』として出版する。以後、日本でも、多くの読者の圧倒的支持を受けている。1968年に亡くなる
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