出版社内容情報
ひっこししてきたふうこは、なかなかあそび島になじめません。そんなふうこが「じぶんでともだちをつくる!」と宣言したのです。
内容説明
ひっこしてきたばかりでともだちのいないふうこは、いつもひとりでほんをよんでいました。でも、ふうこがしたいのは、そんなことではありません。ふうこがほんとにしたいことは―。
著者等紹介
柴田愛子[シバタアイコ]
1948年、東京都生まれ。保育歴30年。東京都の私立幼稚園で10年間幼稚園教諭を経験した後、1982年、「子どもの心に添う」を、基本姿勢とした、子どもたちの遊び場「りんごの木」を発足。以来20年間、子どもと遊び、子どもたちが生み出すさまざまなドラマをおとなに伝えながら、子どもとおとなの気持ちのいい関係づくりをめざしている。2001年、絵本というかたちを通して、「子どものことを子どもに伝える」ことを始める。初めての絵本『けんかのきもち』(ポプラ社)で第7回日本絵本大賞受賞
長野ヒデ子[ナガノヒデコ]
1941年、愛媛県生まれ。自分の子どもと一緒に絵本を作ったのが、絵本作りのはじまり。以来、子どもはもちろん、おとなにも大人気の絵本や紙芝居を作り続けている。絵本『おかあさんがおかあさんになった日』(産経児童出版文化賞)『おとうさんがおとうさんになった日』『せとうちたいこさんデパートいきタイ』(第5回日本絵本賞)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HIRO1970
38
⭐️⭐️⭐️子供と一緒に読みました。2016/02/19
たまきら
26
はじめの一歩って、ほんとうに勇気がいるよね。こういうのって、きっと全ての人が毎日ドキドキしている気がする。社会って、人と出会って色々な関係を今一生懸命築いている全ての子供が、人達が愛しく感じられた一冊です。2020/02/17
ヒラP@ehon.gohon
19
そこに人がいっぱいいたからって、友だちになれるわけじゃありませんね。 かえって疎外感を持ってしまった「迷子の気持ち」に、ふうこちゃんの辛さを感じました。 きっかけづくりは本人次第。 親は環境を作るだけですね。 結果オーライの流れにほっとしました。2019/06/12
おはなし会 芽ぶっく
18
読メを読んで。小学校で3回転校したことを思い出した。転校先ではみんなが声をかけてくれてすぐに友だちができたから、転校生が来ると自分から積極的に声をかけるようになった。懐かしいなぁ。2019/01/21
(*>∀<)ノ))★
15
三女の読み聞かせ。保育園の貸出本。2016/07/27