ポプラ・ウイング・ブックス
花火師リーラと火の魔王

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  • サイズ B6判/ページ数 133p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591078105
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

女の子だって花火師になれるわ! リーラはメラピ山の火の魔王のもとへ「高貴硫黄」を得るために旅立ちます。

内容説明

ひとりで一人前の花火師になって、おとうさんを負かしてやる。みてて!リーラは花火師の資格をえるため、家をとびだして魔王ラズバニのすむメラピ山をめざしました。ところがリーラは、火の魔王に会うために必要な、あることを知らなかったのです。それを知った友人のチュラクとゾウのハムレットが、あわててリーラをおいかけます。すったもんだのすえ、リーラが手に入れた「さいごのひみつ」とは―?ファンタジーの名手プルマンが贈る、ユーモアあふれる元気いっぱいの冒険物語。10代から一般まで。

著者等紹介

プルマン,フィリップ[プルマン,フィリップ][Pullman,Philip]
1946年イギリス・ノーリッジ生まれ、オックスフォード在住。幼いころは、空軍の父の転属にともない、船で世界中をまわる。オックスフォード大学を卒業後、小説・脚本などをつぎつぎに発表。『黄金の羅針盤』にはじまる「ライラの冒険シリーズ」三部作(新潮社)では、カーネギー賞を受賞したのみならず、ウィットブレッド賞で児童書初の最優秀賞を受賞し、大評判となった。いまもっとも注目されている本格ファンタジー作家

中川千尋[ナカガワチヒロ]
東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。最初の訳書『ふしぎをのせたアリエル号』(ベネッセ/徳間書店)で翻訳と挿し絵を手がけ、その後も翻訳・創作ともに活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nyah

7
ライラを読んで、サリー・ロックハートを読んで、この本に行き着いた感じでしたが、子供向けながらも面白かったように覚えてます。ピッピやホッツェンプロッツ好きなひとなら、好きかも。

さくらもち

3
一人前の花火師になるため、家を飛び出した少女リーラ。目指すは火の魔王ラズバニの住むメラピ山。ところが、思わぬ危険が待っていることを知った友人のチュラクと白い象ハムレットはあわててリーラを追いかけるが・・。ボリュームが少ないからか、プルマンの作品にしては物足りなさが。 訳者あとがきにある「プルマンの作品の主題は【成長して大人になるとはどういうことなのか】・・きわめて現実的な主題を扱うにあたり、あくまで方便として、人間についてより自由に語ることのできるファンタジーのメカニズムを使う」という部分に納得!2011/08/31

mayuri(Toli)

2
今から1,000マイルも昔の話だ。 何よりこの書き出しが素晴らしいと思いました。一気に、心がファンタジーへと向かっていくような……。物語は130ページほどのごくごく短い物ですが、魅力的な登場人物と、インド的な雰囲気を纏う舞台、独特のシュールな展開とユーモアが楽しいお話となっています。以前読んだプルマンの物語とは雰囲気も毛色も違う話で、そのストーリーテリング力の幅の広さに、素晴らしいなと感心してしまいます。 2021/07/12

saori

1
リーラと、ラルチャンドのはなびが、きょうぎかいで、いちばんになって、らるちゃんどが、たすかってよかった。リーラが、ひのやまから、ぶじかえって、はなびしになれて、よかった。2013/02/02

yumekko

1
花火の材料や花火の名前、白いゾウを広告塔に使う、などなどところどころにセンスの良さやユーモアを感じた。ランバシと仲間たちも愉快だし、そのうちのひとりがゾウの広告にのってた張さんだったってのもうけた。ライラシリーズはまだ読んでないので、読んでみようと思う。2012/11/25

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