内容説明
私が名づけた「萌え文学」とはスマホやパソコンの「電脳空間」つまりWEB上に投稿されたHな作文から選りすぐった無署名の官能文学のことである。新・官能文学ともいえるが、Hブログは「知る人ぞ知る」男たちの願望・妄想の「秘密の花園」になっている。ハードなDVDと違い「萌え文学」は昭和の時代を漂わせるソフトな回想録(ただし、ねちっこい、いやらしい物が多い)が特徴である。本書をパソコンが不得手で時間を持て余している男たちに捧げたい。元気になることは私が保証する。それだけの効果は「萌え文学」に確実にある。
目次
1章 魔性の果実
2章 背徳の果実
3章 禁断の果実
著者等紹介
山谷哲夫[ヤマタニテツオ]
1947年富山県高岡市生まれ。1972年早稲田大学文学部卒業。卒業後、文化庁在外研修生として、75~76年英国映画協会でドキュメンタリーを学ぶ。帰国後の79年、映画「沖縄のハルモニー証言・従軍慰安婦」を発表し、大々的な反響を呼ぶ。80年から日本映画学校(現、日本映画大学)で20年間、ドキュメンタリーを教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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