お金の正体―日本人が知らないお金との付き合い方

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784584189856
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0033

内容説明

略奪と踏み倒しは国際金融の常識。騙されるな、日本人!金融経済の碩学が、お金と国家、お金と国際社会、お金と人生を問い直し、お金との付き合い方を指南する。

目次

第1章 金融行政が日本のお金を駄目にした(「人並みに」という時代は終わった;求める幸せは人さまざまである ほか)
第2章 お金は誤解と偏見に満ちている(日本人は経済しか考えない人間になってしまった;大学で教える経済がそのまま実社会にあると思ってはいけない ほか)
第3章 お金とはモノの価値尺度である(人材評価がなぜバランスシートにないのか;「なんでも鑑定団」の経済学 ほか)
第4章 これから日本人は、お金とどう付き合うか(信用と安心があるから紙切れが回っている;お金は個人の幸せのためだけにあるのではない ほか)

著者等紹介

日下公人[クサカキミンド]
昭和5年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行入行。同行取締役、(社)ソフト化経済センター理事長、多摩大学大学院研究科長、東京財団会長を経て、現在、評論家、三谷産業監査役。第一回サントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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maimai

5
現代は貧困層や富裕層といった問題が話題になっているがいまこそ学問のすすめが大切になってくるのかもしれない。 天は人の上に人を作らじ、人の下に人を作らじとあるが実際社会には差別と偏見が横行しているのでその格差を是正する為にも私たちはお金とは何なのだろうという問に考えを向けなければならないのだろう。 個人が本当に好きな分野を探究することが人間の幸せであり自分たちは自分たち自身に対する問いかけを怠らずに向き合っていく必要性があるのではないだろうかと考える。 2021/05/06

通行止め

1
あまり読みやすくはないけどこの人の本は面白い。古代ギリシャで美人税を導入すれば税金を進んで払う人が出てきた、だから累進課税制度にも「一流男性税」、など自尊心をくすぐる名称をつけるべき、とか秀逸。本の中でも書かれてるけど本当にお金や経済のことを理解しようと思ったら本で読んだり勉強するだけじゃなくリアルに経済の動きに触れるしかないんでしょうね。2019/04/22

ご〜ちゃん

1
「お金は個人の幸せのためだけにあるのではない」という一文に納得した。お金に対する考え方について、もっとよく考えてみようと思った。独自の視点を持つこと。常識を鵜呑みしないで考えることの大事さをこの本に学んだ。2011/10/02

ちゃんお兄

0
元気が出ます。集中できるので、キッチンを掃除した後のようなスッキリ感。2011/01/03

都人

0
いつもの事ながら、著者の社会を見る目は、我々の常識を覆すし、なるほどと感じる。2010/04/26

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