内容説明
なぜ、私はいつも苦しい恋ばかり選んでしまうのか…。未完の仕事、アッパーリミット、自己喪失、心的外傷、終わりなきサイクル、アダルトチルドレンｅｔｃ．…深層心理の影響力を知る。
目次
第１章 愛という名のドラッグ―危険な愛に取り憑かれるとき
第２章 共依存―苦しい愛から抜け出せない人たち
第３章 回避依存―幸せになるのが怖い人たち
第４章 ロマンス依存―愛の刺激にはまる人たち
第５章 セックス依存―苦しみを性愛でしか癒せない人たち
第６章 やすらぎと癒しを求めて―回復への１０のステップ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミランダ
6
自分を本当の意味で愛せない者が他者を愛せるはずはなく、自分を愛するためには過去の自分を今の自分がそっと抱きしめてあげる事が大切らしい。恋愛という究極な人間関係が試される場で生じる問題や不安定な感情は、無意識下に葬られた過去の感情が意識化されるために這い上がってくるから生じ、だからそれは苦しいのかなと思った。2012/06/15
まめはち
5
3.11の後、突然自分の今までの人間関係のあり方に疑問を抱き、この本を読みました。過去を振り返って、あれがいけないこれがいけなかったと思っても結局はどうしようもないこと。今の自分を信じ、愛してあげるしかない。依存症はいろいろあるけれど、結局は自分自身に確固たる自信があれば依存症にはならないことを肝に銘じたいと思いました。2011/05/13
ひろみん
2
ここ5年以内で、私が苦しみから脱するのに一番助けになった本。依存症というと、アルコール、ギャンブル、買い物などをイメージする方が多いと思いますが、女性が知らず知らずのうちにハマり、自縄自縛に陥りやすいのが実は【恋愛】及び、そこから派生する結婚だと思う私です。 この本は恋愛依存症を様々なパターンに分けて解説してあり、自分のパターンを見つけやすく、自覚しやすいと思います。また、根本的に【人を愛せない人】を見分けられるようにもなるので、もう恋愛で失敗したくないという人にまずはオススメしたい一冊です。
そとかわ
2
恋愛依存に至るまでの原因、行動に伴う深層心理、そして改善への手引きが丁寧に書かれている。色々なことに気付くことができた一冊。2016/05/04
もりもり@札幌
2
5/5点（満足）最近思うことがあって、依存症関連の本を読んでいるのだけど、今のところ一番読みやすく、わかりやすく、ためになる。どちらかというと教科書的な分析書。2016/01/03
