内容説明
かわいくて悲しくて美しい。あなたの心に何かを残す“塔のまち”の物語。J文学では括りきれない、いま最も注目を集める過激で可憐なアーティストD(ディー)衝撃のデビュー作。
著者等紹介
D[ディ]
1977年北海道生まれ。牡牛座・O型。多摩美術大学造形学部油絵科中退。文芸誌では小説家として、コミック誌ではマンガ家として、ファッション誌ではイラストレーターのほかモデルとして。八面六臂ぶりをみせる彼女の、これがはじめての本となります
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Te Quitor
12
読む人によってはトラウマになりそうな作品。相変わらず画力は素晴らしい。しかし(個人的な感覚だが)ホラー映画よりもグロいと感じた。不気味だけれど可愛らしい絵で絶望を描いている。魅力がある作品なのは理解できるが「鬱」過ぎて自分には合わないな。物語は嫌いだが絵の描き方は魅力的。自分にとってはそんな作品だった。2015/01/02
りこ
9
可愛くて、グロテスクで楽しくて、悲しい。相反する要素が複雑に混ざりあってるとこが、ティム・バートンみたいだなぁと感じました。2015/06/07
sibasiba
8
再読。装丁が好きでずっと持ってる。漫画と絵本の間の子なんだけどストーリーはあるようなないような感じでクマとウサギのぬいぐるみが主人公。結構グロい。2014/11/19
AoiHinata
5
「ふたりのちからが合わさったから。これでもう、退屈なんてしないよね」。後半の物語は、幸せになってほしかったです・・・><2010/09/23
第9846号
4
再読する。昔テンペラ画のようなイラストに惹かれて購入。何かあるたび、ぱらぱら捲っている。2010/11/23