内容説明
亜明日であーす、一女でいおな、里羅楠でりらっくす…。芸能人や知人の子供の名前を聞いて、仰天した経験はないだろうか。驚くべきことにこうした名前をつけられた子供には、社会的ステータスの低さや犯罪傾向までが指摘されている。弊害ばかりの珍奇な名前が増えたのは、親の低下か、はたまた行き過ぎた個性の主張か。実は、その背景には私たちにも関係する日本社会全体の大きな問題が存在していた。本書は名前にまつわる貴重なエピソードを多々紹介。そのメカニズムと問題を徹底的に分析していく。正しい名づけの方法も特別収録。
目次
第1章 めずらしい名前など、めずらしくない
第2章 名前は子供の人生を決めるのか
第3章 名前でわかる日本の世相
第4章 奇抜な名を生む深層心理
第5章 無力感はなぜ「自由」を叫ぶか
第6章 名前にまつわる数奇な運命
第7章 珍奇ネームは私たちへの警告である
第8章 正しい名づけの方法
著者等紹介
牧野恭仁雄[マキノクニオ]
命名研究家。東洋大学易学研究会の顧問を30年以上つとめ、各種の占術の研究にたずさわってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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