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消費増税で日本崩壊

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  • サイズ 新書判/ページ数 181p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584123003
  • NDC分類 345.7
  • Cコード C0233

内容説明

税制は一国の価値観を表す。どういう国を作りたいかという為政者の意志が表れる。消費税は、言われるような「公平」な税金ではない。もともと明らかに大企業優遇の税制だ。だが、今回の消費増税論議では、その不公平さにさらに拍車がかかってきた。かつてあったような所得減税とのセットという「アメ」すらなく、大企業を優遇するための財源を作るために、ひたすら弱い者から絞り取るという構造が、以前にも増してあけすけになってきた。生産性の低い人間は市場から退場せよ、「貧乏人は死ね」と言わんばかりの強者の論理。消費増税で、この国の勤労者の生活は間違いなく、徹底的に破壊される。

目次

第1章 消費増税でサラリーマンの生活は破壊される!(あるシミュレーション;田上課長の苦悩 ほか)
第2章 消費税のウソを暴く(目くらましのネーミング;消費税率を引き上げたい人たちの言い分 ほか)
第3章 税金について何も知らないサラリーマン(知らなくても困らない;源泉徴収・年末調整の意義と仕組み ほか)
第4章 消費増税で破壊される日本社会(税制は一国の価値観を示す;法人税をめぐる論議 ほか)

著者等紹介

斎藤貴男[サイトウタカオ]
1958年、東京都生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。新聞記者、週刊誌記者などを経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうだい

0
何を書いてるのかさっぱりわからない。本書は4章から成るのだけど、3章は所得税の源泉徴収、4章は新自由主義批判に割かれているので、消費税について書かれてるのは1章と2章なのだが、1章は14ページしかなく、内容は消費税増税したらサラリーマンが自殺するというもの。2章では消費税は中小企業いじめで、大企業優遇だ!なぜなら輸出戻し税があるからと主張。3章ではなぜか所得税の源泉徴収を解説して、4章では新自由主義は差別的で、弱者切捨てだ!だから消費税は上げてはいけないと訳のわからない結び。2011/10/22

hose1239

0
弱者に厳しい消費税の仕組みがよくわかる2011/06/06

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