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薬物依存―恐るべき実態と対応策

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584122488
  • NDC分類 493.155
  • Cコード C0277

内容説明

芸能界での薬物汚染が広がる現状を警察は大変に憂慮し、警察庁長官が「芸能人の薬物事件は社会、特に青少年への影響が大きい」ことを指摘した上で、芸能関係者らに対し薬物一掃と再発防止を要請しました。警察トップがこのような声明を特定の業界に向けて出すことは大変異例なことです。日本は現在も、「第三次覚せい剤乱用期」にあり、逮捕者総数はここ二、三年、減少していますが、押収された覚せい剤の総量はむしろ急激に増加しています。人間の心身、さらに人生そのものをむしばむ薬物の蔓延に対して、私たち医療従事者も重大な危機であるとの認識に至り、警鐘を鳴らすべく本書を緊急出版しました。

目次

1章 薬物が忍び寄る「心の闇」(薬物依存が急増する背景とは;何かに頼りたいと思う気持ちの向かう先 ほか)
2章 「薬物依存症」とは何か(精神医学上での薬物依存症;「依存症」とはどんな状態になることをいうのか ほか)
3章 どんな薬物が依存を引き起こすのか(覚醒剤;大麻 ほか)
4章 薬物依存からの脱出と汚染対策(まず家族が相談に行くことから始まる;薬物から隔離するより「心のケア」 ほか)

著者等紹介

佐藤有樹[サトウユウキ]
精神科医。1964年、秋田県出身。都内の私立医科大学を卒業し、付属病院の医局の勤務する。若手の精神科医の医師らとグループを作り、わかりやすい精神疾患の知識を普及させる活動を行なっている

山本卓[ヤマモトタク]
医療ジャーナリスト。1952年、愛知県出身。週刊誌の記者、テレビ番組制作を経て医療関係やペット動物飼育の取材、執筆を重ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

serumisu

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最近、薬物依存の被害に興味を持った為、基礎的な知識を一通り学べて役に立った。実は覚醒剤よりアルコールの方が危険なのではないか?という疑問を持った。(アルコールは身体的依存が高く精神的依存もそこそこ高い。耐性もある。覚醒剤、大麻、コカイン等はどれか1つが高い。全てが高いのはアルコールのようだ)2010/11/06

高里奏

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自分が何を読んでいるのか良くわからなくなってきた時に適当に目に付いたのを選んだ覚えが…2010/05/08

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

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☆×2.0…確かに目新しい記述はなく、関連書(薬物依存)を読んでいればはっきりいえば基本的な事項しか書いておらず物足りないと思うことでしょう。せいぜい目新しい(?)のは某2容疑者の名前が出てくる程度。2010/02/15

TOMTOM

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目新しさ特になし…2009/09/27

星にいる人

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どんな薬物があり、どんな危険があるのかという本。初心者用に基礎知識を並べた本で、マニュアルっぽい。治療中の人が言った「ダルク」がなんの略かこの本を読んで知った。2019/05/09

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