平凡社新書<br> 安倍政権の罠―単純化される政治とメディア

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平凡社新書
安倍政権の罠―単純化される政治とメディア

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  • サイズ 新書判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582857320
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

物事を単純化してみせる政治姿勢が目立つ安倍政権。官邸主導、経済政策など7つのテーマについて問題意識を深めるための視点を提供。

目次
はじめに──政権五〇〇日、安倍「一強」時代とメディア

第一章 安倍「一強」体制の是非──「官邸主導」は正しい選択か?
民主党的「政治主導」の失敗/内閣機能強化と「官邸主導」
「決められない政治」から「決めすぎる政治」へ/強化されてきた内閣機能
「一強」を支える軍師、菅義偉官房長官/官房長官で決まる「官邸主導」
特定秘密保護法より危ない日本版NSC/徳川家康型「官邸主導」のリスク

第二章

内容説明

「一強」時代を作っているのは誰か。経済政策、TPP、改憲、原発、普天間移設…重要課題が単純化される今だからこそ、それらを自分の頭で考えるためのヒント。

目次

第1章 安倍「一強」体制の是否―「官邸主導」は正しい選択か?
第2章 アベノミクスの是非―成熟社会に劇薬は必要なのか?
第3章 TPP参加の是非―乗合バスは明るい未来をもたらすか?
第4章 改憲と国家主義の是非―暮らしへの影響は?
第5章 原発と普天間移設の是非―感情論で済まされるか?
第6章 教育再生の是非―教育現場は改善されるか?
第7章 マスメディアの是非―はたして信頼できるか?

著者等紹介

清水克彦[シミズカツヒコ]
1962年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科(現・政治学研究科)修了。文化放送入社後、政治・外信記者を経てアメリカ留学。帰国後、国会キャップ、キャスター、江戸川大学講師、育英短期大学講師、南海放送コメンテーターを歴任。現在は、ニュースデスクとして文化放送各番組のほか、九州朝日放送「Morning Wave」に出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びす男

24
「官邸主導」の強力な権力を掌中に収めた安倍政権は、TPPや経済、安全保障などの重要分野で次々と決定を下している。そうした「決められない政治」から「決めすぎる政治」への流れに、YES/NOの構図で争点の単純化を図るメディアは棹をさしてしまっている形だ。この本は以上のような現状への危惧から出発し、いくつかの重要政策についてメディアが見落としがちな視座を提供しようと試みている。「自分の頭で考える」という中心的なの主張はありきたりだが、最近の時事問題を整理するには便利な一冊。あとで書評かきます。2014/09/09

coolflat

8
筆者は、安倍政権の発する単純化された平易なメッセージこそリスクであり、それを更に単純化して見せ、YESかNOかを国民に迫るマスメディアの報道もリスクだと言う。ドイツの社会学者ノイマンは「沈黙の螺旋」という考え方を示しているが、これは、自分の考えを自分が支持する意見が多数派だと思えば、公的な場面で意見を言いやすく、少数派と感じた者は黙ってしまうというものだ。近年のマスメディアは、正に沈黙の螺旋を生み出している。重要な課題が単純化されて伝えられる今だからこそ、別の視点を持つ事を常に肝に銘じておかねばならない。2014/08/08

ダンボー1号

7
このタイトルと帯で 安倍政権非難かと思いきや意外とどっちつかずで偏向していませんでした。政権にコントロールされているメディアと警戒する一方右から見ると偏向報道に見えます。米国メディアは支持不支持はっきりしているそうなので 公平な報道は無理だと言う前提で接したほうがいいでしょう。決めすぎる政治にマスコミ国民がついていけなくなっています。のらりくらりの先送り政権が懐かしい?と思うのもおかしいか。2015/09/30

うらじ

7
安部政権批判のまとめという印象。目新しさは感じなかった。2014/06/27

かやん

2
安倍政権の批判をまとめた本。問題山積み、良くなりそうもない。2015/05/28

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