平凡社新書<br> ジャズは気楽な旋律―プロデューサーが出会った素顔の巨人たち

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平凡社新書
ジャズは気楽な旋律―プロデューサーが出会った素顔の巨人たち

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582857313
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0273

出版社内容情報

まえがき
ジャズの誕生

?T ジャズ・プロデューサーに育ててくれた恩人たち
宣伝マンからプロデューサーへ

○大恩人、ベニー・ゴルソン
ベニーとの出逢い  最初のアルバム《カリフォルニア・メッセージ》
ベニーとの共同作業──誤解、トラブル  ゴルソン・メロディーとジャズテットの復活
ベニー夫妻と韓国風焼き肉  巨匠アート・ブレイキー──ファンキー・ジャズの誕生
オール・スター・ジャズ・メッセンジャーズ  アート・ブレイキーとの対話

○ケニー・ドリュー──最高のパートナー
混迷の二〇年とコルトレーン  見直されたストレート・アヘッド  コペンハーゲンの夏
競馬場での意外な一面  ナットウとお酒が好き  アドリブに向かう姿勢と三つのエッセンシャル  
日本のジャズ・ファンはスタンダード好き  ケニーのピアノには??華?≠ェある  
「テクニックは表に出さない」  ケニーからの手紙

○ケニー・ドリュー・トリオを支えたミュージシャンたち
超技巧派ベーシスト、ニールス・H・O・ペデルセン  もう一人のサポーター──エド・シグペン

コラム1 世界のジャズ・クラブ

?U ジャズ・プロデューサーとは
ライブ/スタジオの違い──レコーディング
新人の発掘と育成──ヨーロピアン・ジャズ・トリオの誕生

○個性的なミュージシャンたちとのコラボ
ジャズ界の愛すべき悪ガキ──フレディ・ハバード  まさに神技!──フレディのミュート・トランペット
マル・ウォルドロンの「モッタイナイ」   マルとのきわどい話  孤高のピアニストをより際立たせる  
疲れさせられたミュージシャン  バルネ・ウィランの我がまま  
ミシェル・ルグランの癇癪  才能ある反省屋──フィリップ・キャサリン

○ぼくのプロデュースの手法
“ぬくもり”を感じさせる一枚を  “Be Creative and Keep Exciting”  
好奇心・情報収集・空想  どんな編成にするか、だれに頼むか  
大ヒット《ふらんす物語》の制作

○音楽プロデューサーの存在価値
レコード会社の弱体化  セルフ・プロデュースの実態  プロデューサーとしての三つの信念 

○プロデューサーとミュージシャンの共同作業
時に褒めまくる──モチベーションを高める  
七〇年代後半以降──ジャズ・プロデューサー不在の時代  
ぼくが最初にしたこと──名盤に名演は何曲あるか  
スタンダードとオリジナル──選曲の難しさ  ジャズ・ミュージシャンが残した名曲  
ジョビン、マット・デニス、ホリデイたちのメロディー  〈直立猿人〉の完成度  
プロデューサーの仕事のエッセンス  レコード・ショップが日本から消える……

○もう一度、ミュージシャンたちのことを
バッハやショパンも踊りだす──オイゲン・キケロ、編曲の妙  
チェット・ベイカーのアルバムを制作  チェットとの対話

○忘れがたい三人のピアニスト
手書きの楽譜──ジャッキー・バイアード  
いつになったら納得できるのか──トミー・フラナガン  
どんな状況でも弾くのがプロだ──ハンク・ジョーンズ

コラム2 評論家の存在意義とは──書かれた文章をどう読むか

?V ぼくが選んだ人気盤、名盤
ジャズの名盤とは  
◆人気盤15作品
その場の空気、雰囲気を変える力がある! それが名盤だ  
◆名盤6作品

コラム3 ビル・クリントン・アメリカ大統領のこと

あとがき

内容説明

アート・ブレイキーやチェット・ベイカー、ベニー・ゴルソン、ケニー・ドリューなどとともに、三〇〇枚以上のアルバムを手掛けた日本人の音楽プロデューサーがいた!一流ミュージシャンたちとの収録秘話のほか、アルバム・プロデュースの手法をこの一冊で語り尽くす。

目次

1 ジャズ・プロデューサーに育ててくれた恩人たち―宣伝マンからプロデューサーへ(大恩人、ベニー・ゴルソン;ケニー・ドリュー―最高のパートナー;ケニー・ドリュー・トリオを支えたミュージシャンたち)
2 ジャズ・プロデューサーとは(個性的なミュージシャンたちとのコラボ;ぼくのプロデュースの手法;音楽プロデューサーの存在価値;プロデューサーとミュージシャンの共同作業;もう一度、ミュージシャンたちのことを;忘れがたい三人のピアニスト)
3 ぼくが選んだ人気盤、名盤

著者等紹介

木全信[キマタマコト]
1938年愛知県生まれ。ジャズ・プロデューサーとシて、アート・ブレイキー、ベニー・ゴルソン、ケニー・ドリュー、チェット・ベイカー、ヨーロピアン・ジャズ・トリオなど、数多くのミュージシャンのアルバムを手掛ける。96年には、長年にわたり、ジャズの普及に努めてきたことから、米国クリントン大統領から感謝状を受ける。ゴールド・ディスクは50枚以上、グラミー賞ジャズ部門に2度ノミネートされている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

11
だからジャズバーのジャズを誰か教えて。2023/04/16

Decoy

1
「ジャズは気楽な旋律」ばかりとは思わないし、著者の「気楽」の定義もかなり幅広いようだが、プロデューサーの視点は興味深い。2014/04/23

戌井計劃

0
あのキマタである。 流石の経験をしている。その貴重な経験談のおこぼれを頂戴できる本著は、ジャズファンならとても興味深く読めて、リスニングの糧になる。(プロデューサーとしての彼の好き嫌いは擱いたとしても) キマタプロデュースのLPを年代順に並べて聴いてみるなんてのも面白いかもしれない。今度やってみようと思う。2014/11/19

ざちょう

0
ジャズプロデューサーの木全信さんがベニー・ゴルソン、アート・ブレイキーら等の著名なジャズプレイヤーとのレコーディング秘話やその人物の人柄について綴っています。 自分が普段は聴かないプレイヤーに関する記述が多数あり、一種のガイド本のような存在になりました。ちょうど足りなかった部分の補完になりました。 あと、ジャズの起源から現在までの変遷について言及しており、個人的には嬉しかったポイントです。2014/09/13

くたびれ役人

0
80年代以降のジャズがどのように発展してきたのかがよくわかり面白かったです。交流されたミュージシャンのエピソード、対話も興味深く、チェットベーカーとのやり取りはすごく貴重に感じられました。2014/06/25

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