内容説明
著者は大のつくほどのきのこ狂。楽節二十余年、文学から漫画・音楽・映画と、古今東西のあらゆる「きのこ本」を博捜・渉猟、ついに、集大成たる一大目録が完成!豊饒なイメージ群が意味するものは何か?きのこ愛の世界を明かす人文系菌類学入門。
目次
きのこ文学宣言
きのこ文学ノート(赤瀬川原平の「赤坂のマツタケ」;アッシャー家の菌類;吾妻ひでおの「きのこの部屋」で;嵐山光三郎の「森の宴会」;アリスときのこ;安野光雅のなき茸;泉鏡花ときのこの化身;一茶の天狗茸;岩茸の「空の青さ」;巖谷小波の「木菌太夫」 ほか)
著者等紹介
飯沢耕太郎[イイザワコウタロウ]
1954年宮城県生まれ。写真評論家、きのこ文学研究家。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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