内容説明
アウトドアならやっぱりカレー、二日酔いでもなんとかカレー、お蕎麦屋さんでもときどきカレー、お正月でもかまわずカレー、アジアに生まれ、西洋の風に乗ってやってきた“食の王様”、この異なる二つの文化を日本人はどう受けとめ、どう取り入れたのか?和洋折衷メニュー考案、国産カレー粉づくりへの奮闘、テレビCM戦略、レトルト戦争など、カレーライスによせる熱い情熱のすべて。安くて旨くて早いから?いいえ、カレーライスを愛する理由は、もっと奥が深~いのです。
目次
プロローグ カレーとはいったいなんだ?
第1章 カレーは文明開化のクスリだった
第2章 日本でカレーはどう変身したか
第3章 カレーライスの先駆者たち
第4章 日本の軍隊はカレーが好きだった
第5章 奇跡の再生と百花繚乱のカレー
エピローグ カレー好きな日本人の不思議