内容説明
６世紀、ありし日の北魏のみやこであった洛陽、その荘厳たる伽藍をほこった寺院の数々を舞台にしながら、政治・経済・社会・民俗・学芸など、当時の文化万般にわたる諸相のありようを素朴質直な筆致ながら生き生きと描いた大パノラマが展開される。
目次
巻第１ 城内
巻第２ 城東
巻第３ 城南
巻第４ 城西
巻第５ 城北
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きのたん
1
前書きの、この都は滅びて行きそうだから書き残しておく、後の人は違ってるとこ訂正してくれ、の辺りで感動してしばし休憩。やたらに立ち去って話が終わる人が多いが、中国は広いから舞台から降りたような感覚なのかな。このえびす野郎！という悪口が新鮮だった。めでたそう。後書きに、古本屋で原文を買ってきて、面白いから一晩で読んじゃったって書いてあるけど、すごいね。2021/06/30
テッテレこだち
1
洛陽の風俗が活写されてておもしろい2011/06/02
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- グラッチェ！（３）
