出版社内容情報
著者が、その博物図譜コレクションと知識を惜しみなく注いだ類まれなる花図鑑。薬草、香草、毒草、聖草などを集めた新装版第２巻。
荒俣 宏［アラマタ ヒロシ］
著・文・その他
内容説明
人々の病を癒し、健康を増進させるため、植物に課された宿命は錬金術よりものすごかった！毒にも薬にもなる読書の愉楽を存分に。破天荒解の本草書、刮目相看の復刊！
目次
“健康の園”と非常の庭師たち―東西薬草採集家列伝
薬草（アロエ；イヌサフラン ほか）
毒草（クサノオウ；ケシ ほか）
香草（アニス；アルニカ ほか）
聖草（アブラヤシ；アンソクコウノキ ほか）
天と地の庭園巡り（エデン；パラダイスの園 ほか）
著者等紹介
荒俣宏［アラマタヒロシ］
１９４７年東京生まれ。博物学研究家、作家。慶應義塾大学法学部卒業。幻想文学、図像学、博物学、産業考古学、妖怪学など幅広い分野で著作活動を続ける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
才谷
0
アブサンの原料として知られているニガヨモギがロシア語でチェルノブイリ。2018/05/12
kaz
0
花を博物学的観点から紹介したもので、写真ではなく、いずれも何らかの図版から持ってきたもの。チョウセンニンジン、ダイオウ、アロエ、カンゾウ等の「薬草」、トリカブト、ジョチュウギク、ケシ、ソテツ等の「毒草」、コショウ、ハッカ、クレソン、バニラ、シナモン、ジャスミン、ウコン等の「香草」、ゲッケイジュ、ザクロ、トウチュウカソウ等の「聖草」に分類されている。2018/03/31
