出版社内容情報
対談:竹宮惠子+佐川俊彦「“耽美”雑誌「JUNE」と、少女に「少年愛」が降りてきた時代/寄稿:村田喜代子ほか
こころ Vol.43 2018 目次
◆エッセイ
4 二羽のヤマガラ 伴田良輔
6 地下鉄のジェームズ 佐藤哲彦
8 都市への逆風のなかで手紙を書く 福島亮大
◆対談
10 竹宮惠子+佐川俊彦
?耽美?雑誌「JUNE」と、少女に「少年愛」が降りてきた時代
◆連作よみもの
38 茶の声を聴く──その一 皇帝献上茶と不老不死 左能典代
◆寄稿
44 私は街の子、八幡の子──自伝的小説『八幡炎炎記』完結によせて 村田喜代子
74 嘘っぽい残像──最後の交遊録〈記憶のなかの人〉を終えて 野見山暁治
◆連載
27 司書のホンのひとりごと 7 図書館は「夢」を実現するところ 小林隆志(鳥取県立図書館)
52 旅ごころはリュートに乗って 第八話 「コンスタンティノープルを守った聖母のイコン」聖母マリアのカンティガ 星野博美
66 あること、ないこと 第三十五回──チョコレート・ガール探偵譚9 吉田篤弘
80 最後の弟子が語る折口信夫 その十八 師と親の恩愛 岡野弘彦 ?
90 思考の技術論 第十三回 「比較史」に学ぶ 鹿島茂
105 虐待された少年はなぜ、非行に走ったのか──病理と矯正教育の最前線 第二回 性非行の少年たち 石井光太
140 再録・『心』名作館 新村出「郷愁の松笠」
146 本 三十年目に書かれた?中間報告?──樋田毅『記者襲撃──赤報隊事件30年目の真実』 眞木俊輔
執筆者紹介 150 /次号予告 151 /出版案内 152
題字・表紙絵=野見山暁治
デザイン=松田行正+杉本聖士
竹宮惠子、佐川俊彦ほか[タケミヤケイコ サガワトシヒコホカ]
著・文・その他