手をめぐる四百字〈2〉女たち

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  • サイズ A5判/ページ数 125p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784579304325
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

多彩な分野で活躍する女性五十三人が、手の宇宙に思いをめぐらせ、四百字原稿用紙一枚に自筆で綴った。それらの手跡からは、生々しい息づかいが聞こえ、生きる姿が浮かび上がる。

目次

第1章 ジッと手を見る(ジッと手を見る(中野翠)
ピアニストは手がすべて(青柳いづみこ) ほか)
第2章 魔法の手(魔法の手(小澤征良)
合掌(安達瞳子) ほか)
第3章 「文字」が好き(「文字」が好き。(里中満智子)
いいわけ(池田晶子) ほか)
第4章 限りなく、ある(限りなく、ある(服部真澄)
「掌」の神秘(秋山ちえ子) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

34
こういう本が出ていることすら知らなかったのだが、これはお勧め。女性の作家や芸術家たちが、手をテーマにした400字のエッセイを書いたもの。味わい深いものが多い。自筆の原稿を本にしたものという特色がある。達筆な方も多いが、子供のような字を書く方もいて、ほほえましい思いだった。私の好きな須賀敦子さんと松井今朝子さんの字は、端正で整っていた。お二人の文章と全く同じで、やはり文は人なりなのだと思う。2012/10/06

もまちそ

0
自筆の短篇エッセイ集。活字で読むより筆者の性格が出てしまうので短篇ながら読み取れる部分が多い。2010/11/12

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