ハニー文庫 殿下のお子ではありません！

栢野 すばる【著】

二見書房（2017/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 309p／高さ 15cm
• 商品コード 9784576171500
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

仕事を求め、故郷の島を離れ王都へ出たアニエス。観光案内の仕事先で出会ったのは娘マリーの父親そっくりの王弟クローディアスで…!?

内容説明

身ごもったと知ったとき、相手の男は島を去った後―。娘のマリーと母と三人で故郷を出て王都で身を立てる決意をしたアニエス。やっとありついた仕事で出会ったのは、若さ故の過ちを犯した相手クロード…もとい、王弟クローディアス！？娘が『王弟殿下の愛人の子』と呼ばれることに抵抗を覚える一方でちゃんとした暮らしや教育、父親を与えたいとアニエスは葛藤する。しかし事態は勝手に動き始め！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[やまと]

好評価だったので、購入。娘さんがとっても可愛いわー。ヒーローがヒロインにベタぼれで、口を開けば愛の言葉～。読んでて少し照れました。愛が沢山詰まった本でした。

2018/06/12

[ゼニガメ]

シングルマザーのアニエスは、娘と母親と共に生まれ育った島を離れて都会にやって来た。そこで自分を捨てたクロードと再会する。訳ありで幽閉されていたクロードは、ずっとアニエスを探していて…。ヒーローは一途でヒロインと娘にメロメロ。ヒロインが身分差に悩んでちょっとじれったいが、彼女の立場を思えば当たり前だし、ヒーローを心配しているのがよくわかる。意地悪な親戚もライバルもおらず、ストレスフリーで読める超良作。機会があるなら、ヒロイン母が再婚に至った経緯を読みたい！

2018/04/08

[ゆづき]

とても良かったです！子連れヒロインいいですね。ハーレクインではよくあるパターンですが、TLでもこういう分野いいですね。それに王子が、それまで不遇の中で生きて来たので、愛する女性と自分に瓜二つな可愛い娘が出来たことの喜びが、痛いほど伝わって来て、そこがじんわりしました。泣ける。ヒロインも母になって命よりも大事な娘を守る為に強さを身につけ、とても好感を持てます。再読間違いなしの名作ですね^_^おススメです！

2018/01/05

[十六夜]

割と評価高めだけど好きにはなれなかった。たぶん子育ての苦労に比重がかなり寄っているのもあると思う。割とリアルに小さい子を育てる体力的精神的苦労が書かれていて、リアルすぎてちょっとつらいものがあった。娘ちゃんは可愛いけどね、そりゃね。最後の妖精さんのお薬の件はいる？と思う。別にいらないし、中途半端なファンタジーはあまり好きじゃない。高評価レビューが多い中でコメントするのつらいけども。うーん。

2018/09/19

[さつき]

レビュー買い。コメディ風味で、とても面白かったです。が。TLじゃなくて、いいかな。どんなに面白おかしく描いていただいても、子育てというリアルすぎる現実はエロ場面とはどうしてもちぐはぐで、何かやましい気分になってしまい、いたたまれなくなった。絵も素敵だし、お話としてはとても面白いですけど。私には合わないようなので、もう子持ちTLには手を出さないでおこうと思います。

2020/02/19