出版社内容情報
未曽有の財政難に陥った上野三万石烏山藩。どうなる、藩主の小久保忠介の秘密の「殿様商売」……!
内容説明
夏祭りの賑わいを聞きながらも、暴れ川の護岸費用捻出に胸を痛め、新しい商いを模索する鳥山藩藩主の小久保忠介がお忍びで江戸に出てくると、「とろろ汁御膳」商売に風評危機が立ちはだかっていた。しかも、新商売を探すつもりが、逆に岩村田藩内藤家と勘定奉行の策略で、幕府の御手伝普請費用を仰せつかってしまう…。鳥山藩潰しの卑劣な策略を、忠介は打ち破れるのか。
著者等紹介
沖田正午[オキダショウゴ]
現さいたま市生まれ。軽妙洒脱で温かみのある、「沖田節」ともいえる独特な筆致がファンを魅了している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
122
殿さま商売人「運気をつかめ!」3巻。1・2巻を読まずに3巻を先によんでしまった。商魂逞しく、領民の事を第一に考え、腕にも自身があり頭脳明晰でなかなか面白い設定楽しく読めました。2015/08/16
蕭白
3
気風のいいお殿様に、いい意味でクセのある家臣。ハラハラドキドキの展開が楽しいです。2015/09/26
月華
2
図書館 図書館の新刊コーナーで見かけて借りてみました。思っていたより堅苦しくなく読みやすかったです。今回の災難は退けられたけれど、まだまだ災難は続きそうな終わり方でした。2015/06/11
犀門
0
#056★★★☆☆2016/04/04
yukioninaite
0
とってもクリアな時代小説です。暗いところがまったくなくトントンとお話が進み、読み終えてしまいました。ちょっとひねりがあった方が面白いかも。2016/02/09