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流転 チェルノブイリ2007‐2014

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 26cm
  • 商品コード 9784576140568
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0072

出版社内容情報

チェルノブイリを撮り続けたカメラマンによる、四季折々の「真の廃墟」チェルノブイリを活写した集大成。

内容説明

1986年の事故から28年、チェルノブイリでは朽ちた石棺をさらに覆う「新石棺」プロジェクトが進行中。だが「収束までに70年以上かかる」と現地の広報官は言った―。日本で唯一「その後のチェルノブイリ」を撮り続けてきたカメラマンによる、渾身の集大成!

著者等紹介

中筋純[ナカスジジュン]
1966年和歌山県生まれ。東京外国語大学中国語学科卒業。出版社に編集者として勤務のかたわら写真技術を習得しフリー写真家となる。ファッションをはじめとした商業写真撮影と並行して産業遺構を中心とした「廃墟」の撮影を継続。2007年よりチェルノブイリの撮影を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ののまる

14
放射能防護服もないまま消火活動をして倒れていった消防士の服が、搬送された病院の地下にあり、未だブーツやヘルメットや下着から高度の放射能値を放っている写真と対照的に、廃墟の割れ目から息吹く植物や野生化する動物の群れ。故郷の大地とともに生きたいとゾーンに戻ってきた人々も高齢化し、また村が消滅していく。石棺を覆うドームを更に覆うドームが100年後に必要になってくるかもしれない、という恐ろしさ。2016/02/05

青い鳥☆彡

5
本書の約90%は画像だけの内容になっています。後の方に撮影者(著者の)言葉が書かれていました。”目は口ほどにモノを言う”・・・と言う言葉はこの本のためにあるような気がしました。チェルノブイリの原発事故は、他所の国の話ではないと言う事を感じさせてくれる本でした。亡くなった動物のミイラ化した遺体や忘れられた人形の画像は、言葉には表現できない何かを感じさせる重みがありました。2014/07/22

takao

2
ふむ2021/12/28

oDaDa

2
文章が全くないのがよい。建築物はなぜ人の手が加えられなくなると、急速に朽ちてゆくのだろうか。2014/08/16

arisaka

2
人が棲む前にも自然はあり、人がいなくても自然は残る。廃墟と化した建物を覆い尽くしていく植物たち。チェルノブイリにこだわり続ける写真家による作品集。巻末の文章で、当時実際に消火活動に従事した消防士たちの防火服を探しにいく顛末が書かれていたが、今現在でも危険レベルな放射線。なんだかもう、どうしていいのかわからない。2014/07/24

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