内容説明
バカンスで1カ月間バリ島に滞在した主人公は、帰国が1週間後にせまったある日、年老いた治療師のもとを訪れる。これといった理由があったわけではなく、ただ評判を聞きつけ、その老人に会ってみたくなったのだ。ところが突然「あなたは不幸な人ですね」と言われ…。老治療師と主人公の対話によって、人がいかに“思い込み”に支配されているかということが明らかになっていきます。人生を左右するその影響力を知ることは、自由に生きるための第一歩なのです。
目次
月曜日 幸せになれない理由
火曜日 思い込みの犠牲者たち
水曜日 新しく発見したこと
木曜日 立ち向かうべき課題
金曜日 そして僕は決断をくだす
土曜日 さよなら、サンチャン先生
エピローグ
著者等紹介
グネル,ローラン[グネル,ローラン][Gounelle,Laurent]
自己啓発の専門家。カリフォルニア大学サンタクルーズ校で人文科学と認識論を学んだのち、アメリカの神経科学の専門家やペルーのシャーマン、バリ島の賢人など、特異な医療活動を行なう人との出会いを求めて世界中を旅した経験がある。現在はクレルモンフェラン大学講師。講演活動やカウンセラーとしての仕事も行なっている
河村真紀子[カワムラマキコ]
フランス文学翻訳家。大阪外国語大学フランス語科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
y1
5
あまり力を入れて読む事は出来なかったけれど、思い込みがその人の現実になっていることなど、はっとする事も多かった。親に引かれてきたレール、まだ引き続けようとする親から自立せねば。自分の人生だもんね。2015/08/23
federao
4
読みやすい。「5つのNoを言ってもらう」エピソードは衝撃でした。覚えておけばいいことがあるかも知れません。2011/10/10
ドリさん
2
いつでも、これって、思い込みかな~とか考え直せるようになりたいなと思いました。 思い込みに囚われて、人生の選択の自由を狭めるは、やだなーと思いました。幸せって自らの仕事が誰かに何かをもたらした時に大きくなるってとこふむふむでした。 お金にもとらわれない、人生でおこることをあるがままに受け入れて、そんでもって、自分で苦痛を伴う選択までしちゃう。なんたったて自分の人生は自由なんだから。www 2012/07/10
ギャオス
2
人は思い込みに支配されている。と、言う本。思い込んでるのは自分だから支配してるのも自分だ。舞台がインドネシアで、主人公はバカンス中のフランス人。実際温かいインドネシアの人達と比べるとフランスの人の思い込みは激しいよね。カルチャーショックだったことでしょう。2011/09/18
みどりまま
1
人はいつだって選ぶ権利があるのです 大切なのはどんな人生であれあなたの人生を決めるのは常にあなた 2015/10/30




