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廃墟街道

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784576051307
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0072

内容説明

気分にまかせてハンドルを握り、旅に出た。道を走れば、そこには廃墟、廃墟、廃墟の山。廃墟大国日本―。東京・日本橋から大阪まで、のんびり8日間。その旅で、我々は71件の廃墟と出会った…。

目次

前半出発地点/日本橋
トーヨーボール
鶴見倉庫
カラオケブルボン
ホテルエンパイア
パーマストア加藤正三郎の店
出光廃墟
赤根崎旅館
旅館玉泉楼
旅館みのや〔ほか〕

著者等紹介

中田薫[ナカタカオル]
1968年新潟県生まれ。東京造形大学デザイン学科を卒業後、広告制作会社勤務を経て93年より出版界で活動を開始。現在はライター、編集家、装丁家、エディトリアルデザイナーとして、各誌で執筆するほか出版界で多方面に活動を展開している

中筋純[ナカスジジュン]
1966年和歌山県生まれ。東京外国語大学中国語学科卒業後、出版社勤務を経てフリーカメラマンになる。雑誌、広告、CDジャケットなど、人物撮影をメインに幅広い分野で活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さといも

19
これは、廃退したラブホ!下品な妄想、廃れた遊園地、過去の繁栄に思いを馳せる、下品な男たちの物語。幻想的に朽ちていく建物、侵入者に荒らされ解体を待つ建物。それも全てがノスタルジー。写真は小さいけれど美しい物は美しく、哀しくもあり、見応えも、読み応えもある。楽しそうだなぁ。2人とも。2019/06/25

☆ぉりん☆

16
怖いもの見たさ。見えないけど行ってみようとは思わない。住み着いてる人がいるなんて驚きだった(>_<)若いカップルとか…他になかったの⁉︎wいろいろ旅行に行くけど、「全盛期は賑わってたんだろうなぁ」な場所に行くと切なくなると同時に、「全盛期はどんな雰囲気だったんだろう」と思いを馳せることしばしば。基本的に昭和マインドで生まれてきた時代を間違えたと感じることが多く、ちょうど自分の親の世代だったら世はバブルで右肩上がりな観光地に遊びに行けたのになぁと寂しく思う。旅館やホテルはお風呂は大きめに!2016/05/26

山田太郎

16
図書館で借りて読む。発禁本と思って読むとますます趣きがあるというか、有難味が増すといいますか。最後のほうはちょっと怖いよ。2011/07/17

tomotaro

4
発禁本の理由に笑いました。確かに判断が難しそうと言ったら失礼ですけど。この本には昔仕事でよく通った伊豆スカイラインの物件も何軒か出ていて現役当時を見ているだけに一際物悲しくなります。しかし自分の若かりし頃の風景がすでに廃墟となっているとは建物ならずとも自分も年月を経たな〜と思い知らされます。中身はまだまだ薄い未熟者ですが。ひたすら昭和な風景にタイムスリップしてる気分です。2013/09/28

etupirka

4
Amazonのレビュー「本当にここで人が死んだのではないでしょうか?」にぞくっとする。良い写真の良い本。なぜか読書メーター(Amazon)の検索に出てこない。静岡の現役のイタリアン飲食店をまちがって掲載してしまったため発禁本になってる。2009/05/15

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