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出版社内容情報
橘一葉は小さい頃から、幼なじみである矢吹晴茂に片想いをしている。しかし、鈍感な晴茂に一葉の思いはまったく届かない。この関係も悪くないかと思っていた一葉だったが、晴茂がある人に向ける表情を目にし??。誰もが経験する『初恋』を描いたピュアストーリー。
川辺 蛙子[カワベ アコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫雲寺 篝
6
「四月馬鹿」の川辺蛙子が送る、恋愛ストーリー。主人公の少女橘一葉の口癖は「晴茂」だ、と言っていいくらいに、彼女は晴茂の事が好きな女の子。でも恋愛に鈍感な矢吹晴茂はそんな一葉のアプローチに気づかない。単なる幼馴染として見られ続ける一葉は、その思いをつのらせながらも、いつか晴茂が振り向いてくれると、いや、振り向かせてみせる、と思っている。が、晴茂は、別の女子を好きになってしまう。応援したいけど、応援したくない。相反する2つの気持ちに揺れ動きながら、辛く切ない時間は過ぎていく。この等身大感が好き。2018/05/14