双葉文庫
自動車ロン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575713084
  • NDC分類 537.92
  • Cコード C0195

内容説明

ベンツ、フェラーリ、ポルシェ、アルファロメオ、ゴルフ、セルシオ、スカイライン、ロードスター…。輸入車から国産車、ノスタルジックカーから現行車まで、孤高の自動車評論家福野礼一郎が毒舌の限りを尽くした“伝説”の自動車評論シリーズの第一弾が文庫で復活!文庫版のために、福野ファンを標榜するベストセラー作家=馳星周氏とのむやみにおもろく刺激的な対談を特別収録。福野礼一郎毒舌自動車評論・その真相と誕生秘話が語られる。

目次

第1章 2台のクルマひとつのロン(セダンの道―TOYOTA VISTA・ALFA ROMEO 156;スカイライン方程式―NISSAN SKYLINE HT2000GT(C110)・NISSAN SKYLINE25GT‐T(R34)
万能選手敗れたり―SUBARU LEGACY TOURINGWAGON GT‐B・CATERHAM SUPER SEVEN ほか)
第2章 昔はよかったか(排気量に勝るものなし―NISSAN FAIRLADY Z;ハズレ―SKYLINE GT‐R(KPGC110)
ボーソーの親玉―MAZDA SAVANNA RX 3(S124A) ほか)
第3章 自動車ロン(センチュリーの省エネ―TOYOTA CENTURY・TOYOTA PRIUS;スポーツカーの資質―MAZDA ROADSTER 2;プログレの革命―TOYOTA PROGRES ほか)

著者等紹介

福野礼一郎[フクノレイイチロウ]
1956年東京生まれ。自動車設計・生産技術・自動車工学・材料力学などに精通する自動車評論家。クルマばかりではなく、航空機、兵器、銃、刀剣、機械式腕時計などにも造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

35
1998〜2000年の自動車批評。親しみやすくて少しヤンチャ。私は徳大寺有恒『間違いだらけのクルマ選び』(1976〜2006年)の理屈と骨っぽさが好きだったけど、批評は色々な見方があってこそ楽しいと改めて感じた。学生だった1980年代前半の車を懐かしく思い出す。特にシティターボは性能、デザイン、付属のバイク(モトコンポ)、更にCM(マッドネス)まで話題になった。車が重要な文化アイテムだったのも今は昔。懐かしみ楽しむ対象として丁度良い。レトロ喫茶とかレトロパチンコとか、古い物を堂々と好きと言えると本当に楽だ2021/12/02

文章で飯を食う

3
何か、当たり前のことを、忘れないって難しいですね。クルマは機械だとか。使うより食えば太るとか。2013/10/27

まっと

1
車を全体の構成から部品ごとに与える影響、部品の性質が因子として全体に与える影響、そしてそれが車にどのような特徴を与えるか、という事がすごいきれいにまとめられて評論されていて、面白いです。私にとって車なんてそうそう買い替えるものではなく、またこれが車の特徴を決めている因子として正しいかというのは正直分かりません。ただ、この評論の中にあるセンスを自分の中に持って、使えるようにしたいと思いました。そう出来る事が、正しいもの見方をする事、だまされない事につながると思います。2011/07/16

文章で飯を食う

0
「自動車は物理の法則に従う」目からウロコ。「軽さと排気量に勝る、技術は無い」びっくり。一つ一つのクルマを知らなくても、おもしろい自動車ロンだった。2011/10/27

washa46

0
わかり易い言葉で話してくれる福野礼一郎氏による“自動車ロン”… 失礼ながら、自動車評論と言うよりも気の良い趣味人の談話を聞いているようで楽しめました…2021/02/28

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