内容説明
男のほとんどは、女がセックスに満足していないことに気づいていない。好きな男なら下手でも感じるなんて嘘で、自分勝手でデリカシーのない行為は最低。こんなやり方で絶頂を体験した…。「ただ入れたがるだけ」の「セックス下手」で「わがまま」な男たちへの告発、心地よいセックスとは何かを、16歳から59歳までの女性たちに取材したエッセイ。
目次
悔しくて何十分も泣いていたけど気が晴れるもんじゃなかった
太いだけの一物で女を感じさせることができると思う?
初めての彼との性体験は今思うとママゴトのようでした
姉の恋人はテクニックも上手でキスだけで感じてしまいました
先生はいきなり突っ込んできて私は痛くて悲鳴をあげました
初めてのバイブだったけどすごく気持がよくて頭の中が真っ白でした
あたしの夫は変態です
彼は前戯や愛撫の時間がなくやりまくるだけで潤い不足でした
彼はビールを飲みながら片手で私を触りますがそんなことでいいわけありません
あのコリコリしたところを女の芽に当てられたらたまりません〔ほか〕
著者等紹介
高橋三千綱[タカハシミチツナ]
1948年大阪府生まれ。サンフランシスコ州立大学、早稲田大学をいずれも中退の後、新聞記者となって活躍。1974年『退屈しのぎ』で第17回群像新人文学賞を受賞、翌年から執筆活動に専念し、1978年『九月の空』で第79回芥川賞を受賞。ゴルフなどの漫画の原作でも活躍、時代小説も手がける
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