内容説明
アジアの旅では予期せぬ災難に出くわす。そんなとき、頭のなかはパニック状態になるが、その災難は、アジアの風のように通り抜け、その後に失笑とも、苦笑ともつかない風景が残る。１４人の旅行ライターが出会った珍体験を爽やかに綴る。一陣の風のように通りすぎるアジアの笑いが誘うアジアの旅へ出発。
目次
クック諸島、日本、韓国―クック諸島からきた野人
タイ（バンコク）―サル騒動で女消えサル
ベトナム（ホーチミン）―シクロマンのパンツに騙されて
フィリピン（ミンドロ島）―トイレは戦場だった
インド（アッサム州、アルナチャール・プラデーシュ州）―お年玉ゲリラ出没す
ブルネイ（バンダル・スリ・ブガワン）―国王第三夫人への道？
ラオス（ルアンナムター）―世界ヌルルン滞在記
タイ（バンコク）―女ふたり、アッシーにリベンジ
タイ、マレーシア、シンガポール―徒歩五十日目のダニ
イラン（テヘラン）―イランのナンパ最前線
インド（カルカッタ）―マラリアでボン
マレーシア（ぺナン島）―フラれて旅して、何が悪い！
アフガニスタン（カンダハル）―タリバーンに連行された男
タイ（トラート）―屋台で待ちぼうけ
著者等紹介
下川裕治［シモカワユウジ］
１９５４年長野県松本市生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。新聞社勤務を経てフリーランスに
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Takahide✈Yokohama
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下川さん編集のバックパッカー・ライターによるアジアの話。 この手の本だと、旅行人編の方が波長が合うかな。2016/04/02
Taichi Sakamoto
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これは、下川氏編集の本であり、下川氏の作品は最後に短編として収まっている。そのため下川氏以外の作者が大半をしめている。パックパッカー本としては、非常におもしろいし、あーこういった体験は日本じゃできないよねという話がてんこ盛り。旅本初心者にもオススメ2015/11/03
