双葉文庫<br> 日本ミステリー最前線〈1〉1983~1988

双葉文庫
日本ミステリー最前線〈1〉1983~1988

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  • サイズ 文庫判/ページ数 297p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575711424
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0195

内容説明

本書は雑誌「小説推理」連連載中の日本ミステリー時評「国内今月のベストミステリー」の1983年5月号から1988年12月号までをまとめたものである。時評とはいっても、一読者の視点から好きなことを述べ、好きなようにベスト作品を選ぶというスタンスである。

目次

1983(『殺しのマウンド』新宮正春;『檻』北方謙三 ほか)
1984(『カシスの舞い』帚木蓬生;『殺人者は長く眠る』梶龍雄 ほか)
1985(『最後に愛を見たのは』夏樹静子;『海から来たサムライ』矢作俊彦・司城志朗 ほか)
1986(『背いて故郷』志水辰夫;『幻夢・肥満狂死曲』河野典生 ほか)
1987(『拳聖情死行』阿木慎太郎;『虎口からの脱出』景山民夫 ほか)
1988(『御手洗潔の挨拶』島田荘司;『オンリィ・イエスタデイ』志水辰夫 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nekosuke

2
勉強になりました。内容は著者が20代の頃からの文章ですが、その頃からの背景の読書量に圧倒されました。著者の好みはあっても、おもしろいから読んでみて、という意気込みはひしひしと感じられ、気が付けば読みたい本を示す付箋だらけになってました。2013/03/19

Tetchy

0
本書は現在も『小説推理』誌上で連載されているミステリー書評国内編を集めたもので、ガイドブックとしては新奇さはない。ただ対象年代が’80年代ということで私がミステリーに没頭する以前の作品群をリアルタイムで論評している点で買える。この自分の好きなミステリを自由に論ずるスタイルはやはりいいものである。若干自分の好みのペクトルと違う所はあるが、それは筆者の個性である。最近は書名を連ねるのに精力的になっているような感があり、残念だが、本書はミステリに対するこだわりが存分にあり、若々しい。2009/05/24

0
★★2000/05/25

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