双葉文庫<br> 怒濤の虫

双葉文庫
怒濤の虫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 229p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575710922
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「女の子に戻りたいとは思わない。貧乏でしんどかった大学生にももどりたくない。校則がきびしくてずっと息してるだけだった中・高時代にはもちろん戻りたくない。勉強ができなくて親におこられっぱなしの小学校にもどりたくない。でもいそがしい今もいやだ。私はわがままさんだ」―嵐をよび続ける漫画家りえちゃんの初のエッセイ集。

目次

モザイクノンを私は持っている
私に棲みついた「麻雀の虫」
結婚ブームに背を向けて
活字は読むな、読むなら信じるな
私の観察した編集者のみなさま
サイバラ、元ヤクザの方に会う
私、おやじ大好き病なんです
うちのおとーさん
ウンゲロ育ち
心に残る接待〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

更夜

13
古本屋で何気なく手に取って買った本。初期も初期、初めての連載の漫画エッセイ。さいばらりえぞうもまだ20代で、申年の挨拶なんてあるから、24年くらい前なのでしょう。4コマのコマ線がきちんと細くきれいに描かれていて、今の鉄格子のような書きなぐり感は控えめ。しかし、麻雀やカジノといったギャンブルをうまく書ける人でした。ギャンブルはやらないけれど、やる人とは付き合いたくないけれど、「面白おかしくギャンブルを描ける人」ってそうそういないのです。好き嫌いはっきり書くから読む人を選びそうな所は最初から健在でした。2016/01/30

ソラ

9
内容(「BOOK」データベースより) 「女の子に戻りたいとは思わない。貧乏でしんどかった大学生にももどりたくない。校則がきびしくてずっと息してるだけだった中・高時代にはもちろん戻りたくない。勉強ができなくて親におこられっぱなしの小学校にもどりたくない。でもいそがしい今もいやだ。私はわがままさんだ」―2010/02/17

読み人知らず

6
初期の作品だ。弱味を見せるのが珍しい。鴨ちゃんもまだでてこない2012/12/12

あけの

4
90年か~と其の古さを懐かしく思う バブル直前の明るさがあると思う2019/12/17

ち〜

4
西原先生の若い頃のエッセイ。まだまだ若い頃から、自分を持ってる感じが流石と思いました。編集さんとのやりとりが面白い。2019/06/10

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