感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobody
12
「『大腿(たい)骨』という表記では、何回出会ってもおぼえられるものではない」→決めつけ、「硬直した漢字信奉主義者によるハネル・ツケルをうるさく言う教育方法も、豊かな表現世界を狭くするものである」→こじつけ、「一画一画や筆順を必要以上に重視している硬直主義者は、自分たちの行為が、姓名判断の易者や開運印のハンコ屋の無教養な言動とどうちがうか、明快に論証しなければならない」→ミソクソ、さすが詭弁家の三拍子が揃っている。堀江貴文の例を俟つまでもなく、空っぽには逆張りしか道がないことを心得、仄めかして、いかにも中身2020/09/30
双海(ふたみ)
10
大衆蔑視ですか…はぁ。2014/09/30
モリータ
7
「瞬篇小説 ロシア語を学ぶ」、おもしろかった。2015/07/10
rakim
7
なんら気取ることなく思うままを綴るのって心地よさそう・・って思います。ふつうのおっさん(と話している気分になるので勝手な思い込み)随筆のようでいて、庶民の視点って侮れないとも思えます。気軽な「呉智英」氏の部分。2014/01/10
うえ
6
「トーホグは民話の宝庫であるー民俗学の祖、柳田国男はこう言った。現に、トーホグ地方には、かつては日本全国に広く存在していた民話が、今もたくさん生き残っている。民話の中で、人間が、人間以外の動植物つまり異類と婚姻したり情交したりする話を、異類婚譚と言って、柳田国男も多く採集している」「丸山真男が現実的でないとすれば、その思想が…その近代市民主義が、啓蒙主義が、民主主義が、原理的に現実でないのである。人間は、一人一人が独立等価の存在であり、あるべきだ、というその思想が、原理的に問いなおされなければならない」2017/11/20