双葉文庫
貧乏神の軍配―質蔵きてれつ繁盛記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575665468
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

質店「八前屋」の女番頭お紋は、行商に行った先の雑貨商「十越屋」の主から、関ヶ原の戦で使われたという古めかしい軍配を見せられる。ところが半月後、流行っていたはずの十越屋は潰れ、軍配を質入れされた八前屋の商売まで窮地に。「関ヶ原 涙の軍配」という演目しか掛けない講釈師は、はたして謎を握っているのか?絶好調書き下ろし長編時代小説シリーズ第四弾。

著者等紹介

沖田正午[オキタショウゴ]
1949年、埼玉県生まれ。埼玉県立与野高校卒業。2006年『丁半小僧武吉伝 賽の目返し』(幻冬舎文庫)でデビュー。温かみのある独特の筆致と軽妙な会話でファンを魅了している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いえのぶ

1
貧乏神が憑いている軍配の話。よくこんなアイディアを思いつくものだと感心。2012/07/16

犀門

0
#185★★★☆☆2015/09/18

DERIA

0
無念を残して死んだ霊が軍配に取り付き、持ち主であるというだけで取りついて万事休すにさせる最凶の質草。ただでさえままならない商売が行き詰まり強盗に入られる始末。いわくのある、お気楽な三人が繰り広げる人情噺。設定に突っ込みながら読むと楽しい、時代物というよりむしろファンタジー。2014/04/08

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