出版社内容情報
夫婦仲が良好になり、算盤の扱いも上達し勘定所勤めにも誇りが持てるようになり張り切る笠井半蔵。南町奉行矢部定謙の意を汲み、盗賊一味を陰で追っていた最中、勘定奉行梶野良材から久々に、武州に密かに出向いて悪党退治をして欲しいと密命が下る。妻に真意を明かすことなく江戸を後にする半蔵を待ち受けていたのは……。
内容説明
夫婦仲が良好になり、算盤の扱いも上達し勘定所勤めにも誇りを持てるようになり張り切る笠井半蔵。南町奉行・矢部定謙の意を汲み、事件解決に惜しみなく手を貸していたが、南町奉行の失脚を狙う、勘定奉行・梶野良材と目付・鳥居耀蔵の魔の手が迫っていた。大好評シリーズ第三弾。
著者等紹介
牧秀彦[マキヒデヒコ]
1969年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。全日本剣道連盟居合道五段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あかんべ
2
算盤上手くなったんだ。なのに八州まわりですか。つくづく運がない。最近読んだ涅槃の雪では矢部奉行は、いい人って感じだったがどうしてどうしてここでは腹黒そう。周りは皆敵ばかりの半蔵に、優しくなった佐和だけが救いです。2011/11/07
クー
1
話が進まない。奉行の手伝いは、一話で終わり。優しい上役はいないのか?受難ばかり2024/01/18
パーやん
1
奥方佐和との関係が良くなったのは嬉しいが、半蔵ってとんでもなく独りよがり。困ったもんだ💦2023/01/31
Koning
1
苦手なそろばんすらできるようになっちゃいました!とか動機付けと行動指針みたいなところをキャラクターの性格にいい具合に結びつけてるんですね。 しかし、上の方は上の方というところで、こういう人は苦労するという(汗。 2012/06/13
kikimimi86
0
☆32017/09/27