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双葉文庫
名残の月

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575663181
  • NDC分類 913.6

内容説明

鬱症を病む菊之介に足軽の身分を返上させ、算術師範の道を拓くなど、内助の誉れ高いおゆうであったが、石女ゆえの哀しみを抱いていた。そのおゆうにやがて痴呆の兆しが見えると、菊之介は職を辞し妻の世話に専念しようと決意する。自分を“親切なおじさん”と呼び「あなたがわたしの夫なら、ふたりの出会いから今日までのこと、をお話しできる?」と問われた菊之介は、少しでも病の回復になるならと、日がな一日、ふたりの思い出を語りつづけるのであった。信州の小藩を舞台に、夫婦の至純な愛を清新な筆致で描いた、書き下ろし長編時代小説。

著者紹介

片桐京介[カタギリキョウスケ]
長野県上田市生まれ。上田市立図書館、博物館などの館長を歴任。並行して長野大学非常勤講師、退職後は池波正太郎真田太平記館初代館長を務めた。現在、生涯学習団体・上田社会教育大学文学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)