双葉文庫
八丁堀の狐 鬼あざみ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575663136
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

北町奉行所隠密廻り同心の狸穴三角に、押し込み強盗の濡衣がかけられた。与力の狩場惣一郎と臨時廻り同心の「羅刹の九蔵」こと蛭川九蔵が弄した「八丁堀の狐」潰しの狂言だと知った狐崎十蔵は、隠し番屋「狐の穴」の仲間とともに真相を探るうちに、真犯人は盗っ人・鬼薊の清吉と判るのだが。書き下ろし長編時代小説、好評シリーズ第三弾。

著者等紹介

松本賢吾[マツモトケンゴ]
1940年千葉県生まれ。警察官・屋台引き・警備員・墓職人など十数種類の職業遍歴を経て、1996年『墓碑銘に接吻を』でデビュー。迫力ある描写、切れ味の良い文章と独特のぬくもりのある長編ハードボイルドの旗手として脚光を浴び、意欲的な作品を発表し続けた後、近年は時代小説のジャンルで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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雨巫女。@新潮部

10
《私‐図書館》狐の味方の狸を罠にかけたが、なかなか巧くいかず。どんどん悪巧みを繰り返す悪役たち。スカッとする活躍する狐軍団。2013/04/10

文句有蔵

3
面白かった!清吉が十蔵達と一緒になって、屋根の道をひた走る姿にグッときた。往生際のいい悪党はカッコいいなあ。ただ、噂の義賊の蓋を開けてみたら、ただ女郎を買い漁っただけだったってところはガッカリ。でも現実なんてそんなものかもね。小説だけど(^-^;)信明も相変わらずいいなあ。でも「お殿様」のご性状を鑑みれば、お吉の兄弟姉妹がそこここにいそうだけどな(笑)この巻には狐の親玉、金毛九尾の妖狐が話に加わっているが、いい味出してるなあ!とはいえ用心棒の為に娘を離縁させるというのはよくわからない。当時は流行り?(^-2015/05/11

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