双葉文庫
蝮の十蔵百面相―似づら絵師事件帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575662979
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

火事で記憶を失った女が持っていた一枚の童女の似づら絵。その絵に隠された恐るべき犯罪とは…。一方、故郷の駿河押川藩に不穏な動きがあるので、江戸藩邸を探れとの密命が下される。似づら絵商売でたつきをたて、のんびりした長屋生活に満足していた桜木真之助の身辺が急に慌ただしくなる。好評シリーズ第二弾。

著者等紹介

芦川淳一[アシカワジュンイチ]
1953年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。出版社勤務を経て、ジュニア小説でデビューし『初恋は誘拐事件のはじまり』(ポプラ社)などを発表。以後、ミステリーやホラー小説を執筆し、時代小説短編『サムライ・ザ・リッパー』が伝奇時代小説アンソロジー『伝奇城』(光文社)に収録される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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とし

111
似づら絵師事件帖「蝮の十蔵百面相」2巻。5編の短編形式のようだが話が上手く継っていて楽しく読めた。2016/01/10

雨巫女

2
蝮の十蔵は、緒形拳さんに演じて欲しいなあ。なかなか面白かった。2010/05/19

文句有蔵

1
また記憶喪失!剣四郎、ご隠居用心棒に続き三回目( -_-)芦川センセイは、また編集者は、コレを何とも思わなかったとみえるが、読む側はうんざりっスよ☆物語は前巻で気を引かれたお家騒動の端緒はあったが何の解決もしていない。魔性の淑女?時代考証的に有りな名前かと訝しいが、読者の気を惹こうという意図が見えて下品。孝四郎の図々しさは何だ?旗本の息子にしてはカマカマしいと思っていたら案の定の展開もあって、センセイなりに物語に幅を持たせようという、的外れな創意工夫はあるのかもしれぬ(笑)2015/01/07

カバン

1
今回も真之助の活躍で事件が解決。国元の悪い家老が暗殺を企てたりするが、そこはズバッと解決する。お決まりの感じもあるけど面白い。2013/05/22

沼田のに

0
お天気が気になる小説だ。丁度いい時に雨が降って都合がいい。旅に出ると晴天で待ち時間は雨模様で読むほうもイライラしない。6/102013/09/11

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