双葉文庫
驟雨ノ町―居眠り磐音江戸双紙

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  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575662221
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

陽光煌めき、江戸が盛夏を迎える頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は身過ぎ世過ぎに追われていた。豊後関前藩より助力の礼にと招かれた今津屋吉右衛門らの案内役として下屋敷に向かった磐音は、父正睦より予期せぬ事を明かされ…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十五弾。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』以後、スペインをテーマにした作品を発表。99年、初の時代小説『密命』を皮切りに次々と作品を刊行、時代小説の旗手として高い評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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はつばあば

54
いくらなんでも南町奉行所の知恵者だと言われる笹塚孫一があまりにもせこい。いくら磐音さんの存在が遣い勝手がいいったってねぇ。まぁそのうち神仏の祟りでもあるでしょうよ孫一さん(^^;。磐音さんも律儀だから貧乏浪人仲間の品川柳次郎さんだけで良さそうなものを竹村武左衛門をも誘って 旅に出るのですが・・・この方の貧乏臭さが生き方にも異臭を放つ。家族を持つ浪人とはこのようなものでしょうか。・・そやねぇ貧乏って怖いですねぇ。これからはお金があっても品物が無くなっていくかも2022/03/08

あっくん

43
シリーズ第15巻。今回も盛り沢山。幸吉失踪、江戸家老成敗、そしてついに磐音とおこんが婚約。2017/09/28

はる

32
とうとう磐音とおこんさんがね~。って思ってほのぼのしてたら中盤で磐音錯乱?って思うような展開に!今まで見た事のない磐音に、これが本性?演技だと思ってたけど、今までの磐音と違い過ぎる!って嘆いていたら、元に戻りました。一安心です。そして、もう一つ嬉しい事が!二代目おこんの誕生です。2019/11/19

くまクマ

31
15/51冊目。富士川の激流下りでも磐音の繰り出す竿さばきは流石です。最後、おこんさんの2代目誕生シーンにはホッコリさせられました。頑張れ磐音!2018/12/29

Atsushi

30
居眠り磐音シリーズ15作目。色々盛り沢山な一冊。宮戸川の屋根船にそれぞれの父を招待して食事会。両家公認の仲となった磐音とおこん。めでたし、めでたし。散々悪態をついた江戸家老の最期があっけなくて少し拍子抜け。竹村の旦那の行動と発言はいただけないなあ。友を選べ、磐音。2019/02/04

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